2012年7月31日火曜日

嗅覚と記憶

最近、更新が滞っていましたが、現在夏休みで帰省しているIyokiyehaです。

先日バーに行く機会があり、普段はウイスキーが多いのですが、たまにはと思いカクテルをオーダーしてみました。
バーに行ってカクテルをオーダーしていたのは学生の頃と社会人になりたての頃だったのですが、不思議なものでその時にオーダーしたカクテルにまつわる記憶が次々と思い出されました。
当時足繁く通っていたバーで、ジャズの聴き方を教わったこと、当時のアルバイトや仕事の内容、凹んだ思い出、達成感のあったこと、彼女もいなかった時のクリスマスの過ごし方(笑)など。
オーダーしたマティーニを一口飲んだ時にボンッと何かがはぜたかのように、記憶の詰まった箱の蓋が開いたかのように、いろんな記憶が自分の中に流れ込んできました。

こういうことがあると、本当に人間って面白いなぁと実感します。何でこんなしくみになっているのか、何でこんなことが起こり得るのか。人生が豊かになるのかはわかりませんが、そんな自分の感覚に感動した一件でした。