2024年5月11日土曜日

意外にも原点回帰

 自分にとって得になること。例えば、楽しいと思えること、儲かること、いい思いができること。いろいろあるけれども、世の中にあふれる情報を目にするにあたり、何か違和感があるものと、そうでないものとがある。素直に受け入れられるか、そうでないか、とも言い換えられるだろうか。

 例えば、自分にとって有用と思える「歩くとポイントがたまるよ」というものでも、ちょっと試してみるか、となるものとそうでないものとがある。使ってみてどうか、というのは次のポイントで、要は自分が動くか動かないか、という点である。そこに何があるのかなと思いながら、いろいろやってみたり、いろんな情報に触れたりと、生活を続けてきた。

 仕事の内容が変わって、経験することや考えることなんかもきっと影響しているのだろうけれども、自分にとって、何か情報に触れてみて、自分が興味を持って動けるかどうかを分かつのは、そこに「納得感」と「わくわく感」があるかどうか、ということなのだろうと、おぼろげに見えてきた。「納得感」はわかりやすいもので、どうして自分にとって得なのか、ということが分かりやすく理解できる内容であることだ。長短は関係なくて、ある程度論理的であって、自分の気持ちに触れるものであること、が大事な点だ。

 で、もう一つの「わくわく感」が大事。要は、自分にとって快刺激であるとともに「やってみたい」と思えるものであることはとても大事といえる。何か、自分にとって都合の悪いことが見え隠れするとか、自分のお得感の裏側に誰かの迷惑になることとか、自分にとってやってみようと思えるよりも面倒だったり、思った以上に時間がとられるとか、そういうことがあると「わくわく感」は減じられていく。この減少が「やってみたい」を下回ると動かない。「わくわく感」がない、ということだ。

 案外、プライベートだけじゃなくて、仕事においても生活においても、この「わくわく感」みたいなものって大事なんじゃなかなと思えることが、いくつか重なっており、最近は「わくわくするなぁ」という言葉を使ってみていろいろ試している。本当の意味で、自分にしっくりくる「わくわく感」に気づけたら、選択の精度もあがると思う。いろいろ試してみようっと。