『フェラーリと鉄瓶』に次ぐ、奥山氏の著書。山形工房での活動を通して考える、日本のブランド戦略に関する考察と課題をまとめている。それらをまとめあげる過程で、奥山氏の経歴にも触れ、日本人のアイデンティティやものづくりの考え方、デザイナーの仕事について、仕事に不可欠なコミュニケーション能力について、経験を通して感じていることが率直に述べられている。
日本人のアイデンティティとして、特徴的なものは「想像」と「犠牲」とする。前者は「思いやり」とも言い換えられる。自然と他者を慮ることが日本人は非常に得意であるとし、それがビジネスにおいてマーケティングに絶大な力を発揮する。「それが今できているかどうかは別にして」という前置きはあるが、クリエイティブになっていくための素地が日本人には自然と備わっているとする。後者は、自分をある程度犠牲にしても全体を生かそうとする気持ちを持てるのは、やはり日本人だけとのこと。全体を見て、今一番大切なものが何かを知り、自分のポジションを知る。その上で、大切なものを作り出すことができるという。
さらに、この日本人のアイデンティティが、必要なコミュニケーションと結び付いたときに、活躍の場はさらに広がるだろうとしている。「言わなくてもわかるだろう」は日本国内で、「想像力」に長けた日本人を相手にしているのであれば、成立するかもしれない(これまではしてきた)のかもしれないが、今後世界で活躍する上では「日本人はコミュニケーション下手」ともなりかねない。奥山氏は「自ら成功の幅を狭めてしまっている」と言い切っている。
もう一つ印象的だったのは「シンプル」というものの考え方だ。「シンプル=単純」と、言葉の意味としては間違いないところであるが、ただ要素の少ないもの、単純なつくりのものが「シンプル」であるかというと、そこに本質はないとする。一つには、「何かコアとなる価値があって、それを凝縮したもの――削ぎ落としていって、コアとなる価値を残した『もの』や『こと』」、もう一つのシンプルには「たくさんの要素がありながらも、それらを統合し、リファインして洗練されたものになってくると、結果としてシンプルに見える」(126ページ)というものという。本質は何か、ということを突き詰め、必要ないものは削ぎ落としていく。または、洗練させてコアを際立たせる。徹底的にそういった行程を経ていくことによって「シンプル」であることの機能性、美しさが立ち上がってくる。
具体的に、何に活かす、といったことを、今ここで書きとめておくことはできないが、おそらく今後の生活や仕事の中で自然と活かされてくる考え方のように思う。『フェラーリと鉄瓶』と同じように、少し時間を置いてまた目を通したい本である。傑作。
KEN OKUYAMA オフィシャルサイト
http://www.kenokuyama.jp/
山形工房
http://www.yamagatakoubou.jp/
2007年9月16日日曜日
2007年9月15日土曜日
今日の出来事 9/15
今日は、山梨→愛知→静岡(浜松)の予定。長時間の運転が予想されるため、軽めのトレーニングに留める。
朝食前に出発。中央道を西へ。
諏訪湖SAで朝食。気合いを入れるために、朝からソースカツ丼を食べる。そういえば、ここ長野県近辺でカツ丼を食べると、御飯の上に千切りキャベツとカツが乗って、その上からソースがかかったものが出てくる。これは、ソースが甘すぎなければおいしい。ちなみに、静岡県でカツ丼といえば、卵とじになったカツが御飯の上にどかんと乗ったものがでてくる。岡山に住んでいたときにカツ丼を注文すると、ドミグラスソースがかかったものが出てくる。
初めは、岡山のこの通称「野村のカツ丼」には抵抗があった。よくラーメンカツ丼を注文して、鶏がらスープのすっきりしたラーメンとドミカツ丼が出てきて、「なぜ?」と思ったものだが、これは飲酒後に食べるとおいしい。
ただ、やはり、食事のときに奮発して食べるカツ丼は卵とじかソースであってほしいものと思ってしまう。
中央道から、名古屋高速へ。
このあたり、分岐と料金所が多い。地図だけではおそらくたどりつけないなぁと思いつつ。車にETCをつけた方がスムーズとも思う。料金所を抜けた後の合流は、一般とETCとでスピードが違うので危なさも感じる。
嫁さんの実家の実家(嫁さんの祖父母)を訪問。
結婚式で会っただけで、後は祖母殿の噂話だけだったのだが、噂に違わずパワフルな方だった。
朝は4時半起床。畑仕事をして、家事をして、町内の体操グループのリーダーをしつつも、台所に何時間も立って料理する。友人には「料理長」と呼ばれるほど料理が好きで上手い。一日の内でぼーっとしている時間はほとんど皆無とのこと。
結婚したての頃から、今でも、嫁さん宛に箱一杯の野菜と漬物や煮物がごっそりと送られてくることがあり、私はその煮物や漬物が大好きなのだが、今回、作りたてを食べさせてもらう。
うまい。
自分の畑で作った物を、手間暇かけて調理するので、濃い味なのだが飽きがこない。不思議である。昼食を1時間半もかけて食べ続けたのは、高校生の頃以来なかったんじゃないかと思うほど食べさせてもらった。そんじょそこらの料亭で食べるよりもよっぽどおいしいと思う。
腹ごなしを兼ねて、畑へ。
まず、広さに驚く。うちの実家でやってる畑の5~6倍はあるのか、聞いたところ200坪弱はあるとのこと。驚きである。しかも、それを手作業で耕し、草取りをして、収穫をして・・・ものすごい手間である。カメラを忘れて写真が撮れなかったのが残念。野菜は買わなくても作ったもので間に合うのだろう。
祖父殿も明るく非常に面白い人なのだが、祖母殿のパワフルさに圧倒されてしまっている。何でも作ってしまうし、作るのが好き、誰とでもどこでも仲良くなって、その人たちに自作の料理を振舞う。充実した人生を送っているのだなと思うのと同時に、そのパワフルさを目の当たりにして、変な話だが「元気をもらった」ような気もしてしまう。ああ、私もまだまだだなと。
朝食前に出発。中央道を西へ。
諏訪湖SAで朝食。気合いを入れるために、朝からソースカツ丼を食べる。そういえば、ここ長野県近辺でカツ丼を食べると、御飯の上に千切りキャベツとカツが乗って、その上からソースがかかったものが出てくる。これは、ソースが甘すぎなければおいしい。ちなみに、静岡県でカツ丼といえば、卵とじになったカツが御飯の上にどかんと乗ったものがでてくる。岡山に住んでいたときにカツ丼を注文すると、ドミグラスソースがかかったものが出てくる。
初めは、岡山のこの通称「野村のカツ丼」には抵抗があった。よくラーメンカツ丼を注文して、鶏がらスープのすっきりしたラーメンとドミカツ丼が出てきて、「なぜ?」と思ったものだが、これは飲酒後に食べるとおいしい。
ただ、やはり、食事のときに奮発して食べるカツ丼は卵とじかソースであってほしいものと思ってしまう。
中央道から、名古屋高速へ。
このあたり、分岐と料金所が多い。地図だけではおそらくたどりつけないなぁと思いつつ。車にETCをつけた方がスムーズとも思う。料金所を抜けた後の合流は、一般とETCとでスピードが違うので危なさも感じる。
嫁さんの実家の実家(嫁さんの祖父母)を訪問。
結婚式で会っただけで、後は祖母殿の噂話だけだったのだが、噂に違わずパワフルな方だった。
朝は4時半起床。畑仕事をして、家事をして、町内の体操グループのリーダーをしつつも、台所に何時間も立って料理する。友人には「料理長」と呼ばれるほど料理が好きで上手い。一日の内でぼーっとしている時間はほとんど皆無とのこと。
結婚したての頃から、今でも、嫁さん宛に箱一杯の野菜と漬物や煮物がごっそりと送られてくることがあり、私はその煮物や漬物が大好きなのだが、今回、作りたてを食べさせてもらう。
うまい。
自分の畑で作った物を、手間暇かけて調理するので、濃い味なのだが飽きがこない。不思議である。昼食を1時間半もかけて食べ続けたのは、高校生の頃以来なかったんじゃないかと思うほど食べさせてもらった。そんじょそこらの料亭で食べるよりもよっぽどおいしいと思う。
腹ごなしを兼ねて、畑へ。
まず、広さに驚く。うちの実家でやってる畑の5~6倍はあるのか、聞いたところ200坪弱はあるとのこと。驚きである。しかも、それを手作業で耕し、草取りをして、収穫をして・・・ものすごい手間である。カメラを忘れて写真が撮れなかったのが残念。野菜は買わなくても作ったもので間に合うのだろう。
祖父殿も明るく非常に面白い人なのだが、祖母殿のパワフルさに圧倒されてしまっている。何でも作ってしまうし、作るのが好き、誰とでもどこでも仲良くなって、その人たちに自作の料理を振舞う。充実した人生を送っているのだなと思うのと同時に、そのパワフルさを目の当たりにして、変な話だが「元気をもらった」ような気もしてしまう。ああ、私もまだまだだなと。
そんなことを素で考えた一日でした。
本日は実家泊。
他人はコントロールできない
「他人はコントロールできない」
こんな簡単なことに気づくのに、一体どれだけの時間がかかったのか。
わかっていなかったわけではない。でも、うすうす気づいていながらもどこかで「変わるんじゃないか」と思っていた私自身に反省。
私は、他人に対して働きかけることはできるし、働きかけることによってその相手の考え方に影響を与えることはできる。ただし、その相手の考え方を「私の考え方にする」ことはできない。なぜならば、人の自己決定を最終的に承認するのは「その人」であるからだ。
例えば、私が焦っているある人に対して「もっと気楽にやりなさいよ」と言ったとする。すると、その人は「そうだよなぁ」と言ったとする。そのとき、私の働きかけとしては「気楽になりなさい」ということであるが、相手の受け止め方には「気楽になるか」と「気楽になりたいけど(なれない)」、「わかっているけど、やらない」、「共感できない」等等、その人のこれまでの生き方によって、私の働きかけの受け止め方は決定される。もちろん、考え方の変化に幅があるのであれば、その人の行動の変化にはさらに幅があることになる。
とっても、当たり前のこと。
おそらく、こんなことを考えたきっかけは、結婚して半年経ち「嫁さんも他人」と気づいたからだろう。「嫁さんならわかってくれる」は、結局私の思い込みであって、私の都合のいい考えでしかない。私の考え方を、口に出して伝えることはできたとしても、それが許容されるのかどうかを判断するのは嫁さんであって、私ではない。
同じことは、仕事でも、プライベートの付き合いでも言える。
何度も言うが、私はこのことに全く気づいていなかったわけではないし、自分の考え方を相手にいつも押し付けようとしてきたわけでもない(意図的にやっていることはあるが)。ただ、自分なりに状況がすっきりと整理できたので、メモしておく。
こんな簡単なことに気づくのに、一体どれだけの時間がかかったのか。
わかっていなかったわけではない。でも、うすうす気づいていながらもどこかで「変わるんじゃないか」と思っていた私自身に反省。
私は、他人に対して働きかけることはできるし、働きかけることによってその相手の考え方に影響を与えることはできる。ただし、その相手の考え方を「私の考え方にする」ことはできない。なぜならば、人の自己決定を最終的に承認するのは「その人」であるからだ。
例えば、私が焦っているある人に対して「もっと気楽にやりなさいよ」と言ったとする。すると、その人は「そうだよなぁ」と言ったとする。そのとき、私の働きかけとしては「気楽になりなさい」ということであるが、相手の受け止め方には「気楽になるか」と「気楽になりたいけど(なれない)」、「わかっているけど、やらない」、「共感できない」等等、その人のこれまでの生き方によって、私の働きかけの受け止め方は決定される。もちろん、考え方の変化に幅があるのであれば、その人の行動の変化にはさらに幅があることになる。
とっても、当たり前のこと。
おそらく、こんなことを考えたきっかけは、結婚して半年経ち「嫁さんも他人」と気づいたからだろう。「嫁さんならわかってくれる」は、結局私の思い込みであって、私の都合のいい考えでしかない。私の考え方を、口に出して伝えることはできたとしても、それが許容されるのかどうかを判断するのは嫁さんであって、私ではない。
同じことは、仕事でも、プライベートの付き合いでも言える。
何度も言うが、私はこのことに全く気づいていなかったわけではないし、自分の考え方を相手にいつも押し付けようとしてきたわけでもない(意図的にやっていることはあるが)。ただ、自分なりに状況がすっきりと整理できたので、メモしておく。
2007年9月14日金曜日
ジュディス・S・ベック著、伊藤絵美、他訳『認知療法実践ガイド・基礎から応用まで』星和書店、2004年。(5)
ジュディス・S・ベック著、伊藤絵美、他訳『認知療法実践ガイド・基礎から応用まで』星和書店、2004年。(5)82ページまで。
○前回セッションからの橋渡し
・どんなことを話し合ったのか、何が重要だったのか、学びは何だったのか
・クライアントが思い出せない場合は、治療者が介入することを含め「思い出せますか?」等の働きかけも有効
・忘れることが多いクライアントには、メモをとれるよう指導する
○アジェンダの設定
・話題を設定しながら、お互いが共有できるところに書き留めていく
・クライアントがセッションに慣れる、または意味を見出すなど能力が向上することによって、自分で話題を整理して、セッションを組み立てることができる(自己治療の第一歩)
○ホームワークの検討
・治療を意識づけるための宿題
・セッション毎「必ず」検討する。アジェンダや目標に沿ったホームワークは、それだけでもセッションのアジェンダになりうる。
・検討の際、認知モデルを強調し意識付けを強める
○アジェンダについて話し合う
-「自動思考」について
・自動思考が不安や悲しみなどの気分に影響を与えていることを、認知モデルを使いながら説明する
・自動思考は、クライアントの状況の把握や、認知に関する「発言」をそのままとりあげて把握する。(クライアントは、自分の発言を取り上げられることで、治療者が自分のことを理解していることや、自分の自動思考について具体的に理解できる)
・さらに、自動思考の正当性や偏りについて評価する。「その根拠となるのは何?」等の質問により、自動思考が客観的根拠に乏しいものであることに「気づかせる」。
・自動思考の「把握」-「評価」ができるようになるには「慣れ」が必要。ゆくゆくは自分で把握できるようになると「自己治療」が成立するようになる
・ホームワークを設定し、自動思考の「把握」と「処理」に慣れていくように促す



○前回セッションからの橋渡し
・どんなことを話し合ったのか、何が重要だったのか、学びは何だったのか
・クライアントが思い出せない場合は、治療者が介入することを含め「思い出せますか?」等の働きかけも有効
・忘れることが多いクライアントには、メモをとれるよう指導する
○アジェンダの設定
・話題を設定しながら、お互いが共有できるところに書き留めていく
・クライアントがセッションに慣れる、または意味を見出すなど能力が向上することによって、自分で話題を整理して、セッションを組み立てることができる(自己治療の第一歩)
○ホームワークの検討
・治療を意識づけるための宿題
・セッション毎「必ず」検討する。アジェンダや目標に沿ったホームワークは、それだけでもセッションのアジェンダになりうる。
・検討の際、認知モデルを強調し意識付けを強める
○アジェンダについて話し合う
-「自動思考」について
・自動思考が不安や悲しみなどの気分に影響を与えていることを、認知モデルを使いながら説明する
・自動思考は、クライアントの状況の把握や、認知に関する「発言」をそのままとりあげて把握する。(クライアントは、自分の発言を取り上げられることで、治療者が自分のことを理解していることや、自分の自動思考について具体的に理解できる)
・さらに、自動思考の正当性や偏りについて評価する。「その根拠となるのは何?」等の質問により、自動思考が客観的根拠に乏しいものであることに「気づかせる」。
・自動思考の「把握」-「評価」ができるようになるには「慣れ」が必要。ゆくゆくは自分で把握できるようになると「自己治療」が成立するようになる
・ホームワークを設定し、自動思考の「把握」と「処理」に慣れていくように促す
2007年9月9日日曜日
今日の出来事 9/8
朝起きて、トレーニング。
腰を落として、運足をするといつもより遠くまで動けるような気がする。その分、移動後のバランスが悪くなる。足腰の筋肉に拠るところと、足の運び方に拠るところと、両方が関係しているように思う。
久々に木刀を振る。以前より、木刀が軽く振れて、軌跡が安定しているのは、ビリー効果だろうか?
朝食。最近、週末は私が調理に手を出すようになった。思い切り手抜き料理だが。
今日は茄子の漬物と、中華スープ。嫁さんがフレンチトーストを作る。和洋折衷なんてものではなく、和洋中が混ざっている。ちなみに、昨日はじゃがいもを湯がいて、鰹節醤油で食べる。コンソメスープに昆布茶と醤油で味付け。これはうまい。
何となくのんびり朝を過ごし、昼前に出発。山梨県の国際交流協会へ。
ブラジルウィーク最終日。金曜日にも嫁さんと講演会に出席して、ナナマリさんのボサノバを聞きながらブラジル料理を食べたところだが、今日はにぎやかだということで、嫁さんもサンバが見たいというので行ってみる。昼過ぎにはカポエラをやっていた。きちんと見るのは初めてかもしれない。身体の使い方がうまいのが分かる。ゆったりと動いているようでいて、相手を挑発(?)するかのような動きをする。技を繰り出し、それをかわし、また技を繰り出す。そこには、身体表現としての言葉が飛び交っているように見えた。サンバは14:30~とのことで、一旦会場を出る。
ナナマリ公式ホームページ
http://www.nanamari.com/
リチャードカフェへ。生パスタを食べる。ケパサカフェの姉妹店ということで、食べ物はやはりおいしい。カプチーノもおいしい。ちょっと奮発して、リチャードプリンを注文する。
うまい。
ほんとおすすめです。是非試してみてください。ちょっと高いけど、あのカフェのゆったりした時間に身をゆだねて、うまいプリンとカプチーノがあれば、疲れもふっとびそうでした。
14時過ぎに、再度国際交流協会へ。ライブの準備をしている。司会者のアナウンスが入り、ブラジルのカントリーミュージックのライブとのこと。嫁さんが予定を確認しに行くと、どうやら1時間ほど「押している」とのこと。
ブラジル時間、ですね。浜松にいた頃、嫁さんをはじめとする多文化共生事業関係者から、噂では聞いていたし、青年海外協力隊に参加した先輩からも聞いていたが、ラテンの人たちは時間の流れが少なくとも日本人とは違うらしい。
3曲ほど聴いて、会場を出る。ボーカル&ギターの人は歌も演奏も上手だったが、もう一人のギターが違うコードを引いていたり、ベースの音が微妙に違っていたりして(私が気づくくらいだから、結構ずれているのだと思う)、ちょっと違和感のある演奏だった。
15時頃から、デニーズで勉強。メンタルヘルスマネジメント検定の勉強は、進んでいるが、今後の週末の予定を考えると、ちょっと心配。
帰宅途中、スマル亭で蕎麦を食べて帰る。しらすのかき揚げ(一匹ずつ揚がっている)は初めてで新鮮だった。立ち食い蕎麦だが、なかなかおいしい。嫁さんは、こっちの濃い色のそばつゆに違和感があるらしい。
腰を落として、運足をするといつもより遠くまで動けるような気がする。その分、移動後のバランスが悪くなる。足腰の筋肉に拠るところと、足の運び方に拠るところと、両方が関係しているように思う。
久々に木刀を振る。以前より、木刀が軽く振れて、軌跡が安定しているのは、ビリー効果だろうか?
朝食。最近、週末は私が調理に手を出すようになった。思い切り手抜き料理だが。
今日は茄子の漬物と、中華スープ。嫁さんがフレンチトーストを作る。和洋折衷なんてものではなく、和洋中が混ざっている。ちなみに、昨日はじゃがいもを湯がいて、鰹節醤油で食べる。コンソメスープに昆布茶と醤油で味付け。これはうまい。
何となくのんびり朝を過ごし、昼前に出発。山梨県の国際交流協会へ。
ブラジルウィーク最終日。金曜日にも嫁さんと講演会に出席して、ナナマリさんのボサノバを聞きながらブラジル料理を食べたところだが、今日はにぎやかだということで、嫁さんもサンバが見たいというので行ってみる。昼過ぎにはカポエラをやっていた。きちんと見るのは初めてかもしれない。身体の使い方がうまいのが分かる。ゆったりと動いているようでいて、相手を挑発(?)するかのような動きをする。技を繰り出し、それをかわし、また技を繰り出す。そこには、身体表現としての言葉が飛び交っているように見えた。サンバは14:30~とのことで、一旦会場を出る。
ナナマリ公式ホームページ
http://www.nanamari.com/
リチャードカフェへ。生パスタを食べる。ケパサカフェの姉妹店ということで、食べ物はやはりおいしい。カプチーノもおいしい。ちょっと奮発して、リチャードプリンを注文する。
うまい。
ほんとおすすめです。是非試してみてください。ちょっと高いけど、あのカフェのゆったりした時間に身をゆだねて、うまいプリンとカプチーノがあれば、疲れもふっとびそうでした。
14時過ぎに、再度国際交流協会へ。ライブの準備をしている。司会者のアナウンスが入り、ブラジルのカントリーミュージックのライブとのこと。嫁さんが予定を確認しに行くと、どうやら1時間ほど「押している」とのこと。
ブラジル時間、ですね。浜松にいた頃、嫁さんをはじめとする多文化共生事業関係者から、噂では聞いていたし、青年海外協力隊に参加した先輩からも聞いていたが、ラテンの人たちは時間の流れが少なくとも日本人とは違うらしい。
3曲ほど聴いて、会場を出る。ボーカル&ギターの人は歌も演奏も上手だったが、もう一人のギターが違うコードを引いていたり、ベースの音が微妙に違っていたりして(私が気づくくらいだから、結構ずれているのだと思う)、ちょっと違和感のある演奏だった。
15時頃から、デニーズで勉強。メンタルヘルスマネジメント検定の勉強は、進んでいるが、今後の週末の予定を考えると、ちょっと心配。
帰宅途中、スマル亭で蕎麦を食べて帰る。しらすのかき揚げ(一匹ずつ揚がっている)は初めてで新鮮だった。立ち食い蕎麦だが、なかなかおいしい。嫁さんは、こっちの濃い色のそばつゆに違和感があるらしい。
インド料理 マサラ・アート
Indian cuisine MASALA ART
平和通り沿いにある、インド料理屋。
緑の看板が目印。本格インド料理のお店。
カレーはスパイシーで、味がしっかりしているのに飽きがこない。
辛いのに、おいしい。ナンも食べ応えのある大きさ。
インド料理屋に行くと大体ある、野菜カレー、チキンカレー、マトンカレーの他、日替わりカレーがあるのが楽しい。ちなみに、私が行った日は、じゃがいもとオクラのカレー。いい辛さだが、おいしいカレーだった。
店内は明るく、調理場がガラス張りになっていて、インド系の料理人さんが料理している様子が見える。
ランチは1000円前後(確か、800円前後~)。ナンorライスに、カレーが2~3、サラダとドリンクがついて、もう少し高いのだと、タンドリーチキンなどがつく。
〒400-0855
山梨県甲府市中小河原575-1
TEL: 055-241-3311
http://www.masala-art.jp/
平和通り沿いにある、インド料理屋。
緑の看板が目印。本格インド料理のお店。
カレーはスパイシーで、味がしっかりしているのに飽きがこない。
辛いのに、おいしい。ナンも食べ応えのある大きさ。
インド料理屋に行くと大体ある、野菜カレー、チキンカレー、マトンカレーの他、日替わりカレーがあるのが楽しい。ちなみに、私が行った日は、じゃがいもとオクラのカレー。いい辛さだが、おいしいカレーだった。
店内は明るく、調理場がガラス張りになっていて、インド系の料理人さんが料理している様子が見える。
ランチは1000円前後(確か、800円前後~)。ナンorライスに、カレーが2~3、サラダとドリンクがついて、もう少し高いのだと、タンドリーチキンなどがつく。
〒400-0855
山梨県甲府市中小河原575-1
TEL: 055-241-3311
http://www.masala-art.jp/
RICHARD'S CAFE
リチャードカフェ
以前紹介したQUE PASA CAFEの姉妹(?)店。
ランチメニューは全く同じでした。
明るい店内でバーカウンターがある、おしゃれなお店。カプチーノはケパサと同じでおいしい。リチャードプリンは、初めて試したがなめらかでおいしい。
広い駐車場で、建物は美容室と一緒になっているので注意。
〒400-0043
山梨県甲府市国母7-4-6
TEL: 055-236-6161
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=35.37.54.421&lon=138.33.7.153&sc=3&mode=map&type=scroll



2007年10月21日更新
初めの投稿からも、何度か利用しているが、ハロウィンが近いということで、お皿の飾りも一工夫。

チーズケーキ(580円)

しっとりショコラ(580円)
食事がおいしいのは前述の通りだけども、デザートも気合いが入っていてうまい。
くどくなく、おいしいデザートならここ。ドリンクと一緒に、長居するにもいい喫茶店です。
以前紹介したQUE PASA CAFEの姉妹(?)店。
ランチメニューは全く同じでした。
明るい店内でバーカウンターがある、おしゃれなお店。カプチーノはケパサと同じでおいしい。リチャードプリンは、初めて試したがなめらかでおいしい。
広い駐車場で、建物は美容室と一緒になっているので注意。
〒400-0043
山梨県甲府市国母7-4-6
TEL: 055-236-6161
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=35.37.54.421&lon=138.33.7.153&sc=3&mode=map&type=scroll
2007年10月21日更新
初めの投稿からも、何度か利用しているが、ハロウィンが近いということで、お皿の飾りも一工夫。
チーズケーキ(580円)
しっとりショコラ(580円)
食事がおいしいのは前述の通りだけども、デザートも気合いが入っていてうまい。
くどくなく、おいしいデザートならここ。ドリンクと一緒に、長居するにもいい喫茶店です。
2007年9月2日日曜日
今日の出来事 9/2
朝起きて、トレーニング。
どうやら、嫁さんと師匠とその彼女は夜更かししていたらしい。目覚ましがなっても嫁さんは起きる気配がなく、私は外で身体を動かす。
帰宅後、ようやく嫁さんが起きてきたので、朝食の準備を手伝う。師匠とその彼女はまだ起きず。
最近というか、昨日朝食のサラダ用ドレッシングを手作りしたのが気に入って今日も作る。オリーブオイルと酢(昨日は入れ忘れて、嫁さんに笑われた)、塩、胡椒のオーソドックスなドレッシングに、ちょっとした隠し味で昆布茶を入れる。まろやかになっておいしい。トマトのスライスと玉葱のみじん切りにかけて素敵な一品になる。シンプルでおいしい。庭のバジルを入れるも、細かく刻まないと香りが強すぎることがわかる。
朝食をとり、師匠と彼女が起きて、昼頃出発。
パスタのかなりやへ。今日はスープスパゲティの「シシリア」を食べる。さっぱりしたラーメンみたいでおいしい。魚介と野菜のだしが出ていて、スープはコンソメと塩味。
昼食後、師匠達と別れる。またデニーズ勉強をしようと思ったが、嫁さんが夜更かしで眠いようなので帰宅。帰宅途中、TUTAYAで「オーシャンズ12」を借りようと思ったが、全て貸し出し中で残念。嫁さんを先に帰し、私はBOOKOFFで立ち読み。
帰宅後、寝ている嫁さんを置いて勉強。
メンタルヘルスマネジメント検定のラインケア編。ストレッサーとストレス反応については、セルフケア編でも勉強したので、結構進んだ。再来週くらいまでに、テキストを一通りやって、後はテキストを読み返すくらいにしておかないと、日程的にきつい。
夕方、庭掃除。
家の裏側がやばいことになっていたので、軽く草むしりのつもりだったのだが、適当に掃除しただけで、これまでにやった庭掃除のいつよりも大きな草の山ができてしまった。蔓系の植物は、複数の固体を巻き込んで育っているので、ぶちぶちと引っ張ると、たくさんの草はとれる。が、根っこは残っているので、また二週間で元に戻るだろう。ドクダミもやらねば。
夕食前に、ビリーをやる。まだDISC1をやっているが、無理しない。それでも、腹筋のエクセサイズが少し遅れる程度で、大体こなせるようになった。
夕食はウナギを食べる。嫁さんの母上が送ってくれたもの。浜松出身だと、うなぎの「おいしさ」にひどく鈍感にも思えるが、白焼きでおいしく食べられるうなぎというのは、本当においしいうなぎだと思う。
どうやら、嫁さんと師匠とその彼女は夜更かししていたらしい。目覚ましがなっても嫁さんは起きる気配がなく、私は外で身体を動かす。
帰宅後、ようやく嫁さんが起きてきたので、朝食の準備を手伝う。師匠とその彼女はまだ起きず。
最近というか、昨日朝食のサラダ用ドレッシングを手作りしたのが気に入って今日も作る。オリーブオイルと酢(昨日は入れ忘れて、嫁さんに笑われた)、塩、胡椒のオーソドックスなドレッシングに、ちょっとした隠し味で昆布茶を入れる。まろやかになっておいしい。トマトのスライスと玉葱のみじん切りにかけて素敵な一品になる。シンプルでおいしい。庭のバジルを入れるも、細かく刻まないと香りが強すぎることがわかる。
朝食をとり、師匠と彼女が起きて、昼頃出発。
パスタのかなりやへ。今日はスープスパゲティの「シシリア」を食べる。さっぱりしたラーメンみたいでおいしい。魚介と野菜のだしが出ていて、スープはコンソメと塩味。
昼食後、師匠達と別れる。またデニーズ勉強をしようと思ったが、嫁さんが夜更かしで眠いようなので帰宅。帰宅途中、TUTAYAで「オーシャンズ12」を借りようと思ったが、全て貸し出し中で残念。嫁さんを先に帰し、私はBOOKOFFで立ち読み。
帰宅後、寝ている嫁さんを置いて勉強。
メンタルヘルスマネジメント検定のラインケア編。ストレッサーとストレス反応については、セルフケア編でも勉強したので、結構進んだ。再来週くらいまでに、テキストを一通りやって、後はテキストを読み返すくらいにしておかないと、日程的にきつい。
夕方、庭掃除。
家の裏側がやばいことになっていたので、軽く草むしりのつもりだったのだが、適当に掃除しただけで、これまでにやった庭掃除のいつよりも大きな草の山ができてしまった。蔓系の植物は、複数の固体を巻き込んで育っているので、ぶちぶちと引っ張ると、たくさんの草はとれる。が、根っこは残っているので、また二週間で元に戻るだろう。ドクダミもやらねば。
夕食前に、ビリーをやる。まだDISC1をやっているが、無理しない。それでも、腹筋のエクセサイズが少し遅れる程度で、大体こなせるようになった。
夕食はウナギを食べる。嫁さんの母上が送ってくれたもの。浜松出身だと、うなぎの「おいしさ」にひどく鈍感にも思えるが、白焼きでおいしく食べられるうなぎというのは、本当においしいうなぎだと思う。
2007年9月1日土曜日
今日の出来事 9/1
朝起きて、トレーニング。
昨晩、甲府に来てから初めて一人飲みをしたがその影響はない。ジャズを聴きながらお酒を飲むことを3年半ぶりにやったが、やはり気分がいい。一週間の疲れもふっとぶというものである。ただ、この店(今回は紹介しません)カクテルはいまいち。というのも、私が静岡で通っていたバーが、フレッシュフルーツを使ったカクテルを出してくれていたので、ちょっと物足りない。多分、この店が世間一般の標準なカクテルとは思うが。ただ、ここは食べ物が抜群においしいので、ここではウィスキーを飲むことにする。また、ちょくちょく一人飲みをしようと思う。
先週からちょくちょくやっている「ビリー」の成果なのか、肩のあたりが少し引き締まったようにも思う。体重および体脂肪には、あまり変化がなく苦笑。先日、会社の回覧で回ってきた文書で、「筋肉は、破壊されて修復するときに太くなるため、筋トレをしたら2日ほど休むのが効果的」とあった。先週末から、今週頭にかけて、毎日狂ったように「ビリー」に取り組んだ私のやり方は、きっと間違っていたのだろう。早めに気づいてよかった。今後は、普段のおつとめと併用して、身体づくりをしよう。
午前中、床屋へ。
店主とは特に話をせず。こういう床屋も悪くない。先月から丸刈りにしてもらっている。こっちの方がさっぱりしていて好きかもしれない。ただ、嫁さんが言うには頭皮にできものがあるとのことで、ちょっと心配もある。短い髪だと目立つのが嫌。
午後、嫁さんと昼食をとる。イタリア料理イル・キャンティへ。カジュアルな雰囲気のイタリア料理で、おいしい。
その後、デニーズで勉強する。
メンタルヘルスマネジメント検定の勉強だが、少し遅れ気味。試験を申し込んでしまったため、一発で受かりたいが、どうなるか。平日30分と休日数時間で、合格を目指す。今月、来月と週末に予定が入っているので、年休をうまく使おうと思う。
「デニーズカード」なるプリペイドカードの存在を知る。プリペイドカードの利用で、代金が5%引きになる。すごいカードだと思った。私達夫婦は、ファミレスで勉強することが多いので、利用するとお得。ガストでは、TポイントがたまってTUTAYAさんでお得、デニーズは5%引きでお得。ファミレス業界も、リピーターを増やすために、いろんなサービスを展開しているのだな。なかなか差別化が図りにくいところと思うが、様々な「お得」を作っているように思う。今日行ったデニーズは、店員の質が高くまた行きたいと思った。「お得」はシステムとして大切だけど、ソフトとして「サービス」が大切なんだろう。
天気が悪いので帰る。何だか、師匠とその彼女さん(嫁の友人)が泊まりに来るようなので、嫁さんがその準備をしているところ。どうやら、師匠は布団を干して雨にやられたらしい。
帰り道、近所のドラッグストアに寄る。液状歯磨きの「GUM」を探すも売り切れており、残念。この週末はポイント5倍なので、お得なのだが、他の雑貨を買って行く。
そういえば、床屋で仕上げにつけてもらうトニックかリキッドについて、嫁さんの評判がすこぶる悪い。床屋から帰ってきて第一声が「くさい」だからたまらない。お店は親切でつけてくれるので、無下に断るのも悪いのだが、香りのキツい整髪料はどうも苦手である。
で、それがトニックなのかリキッドなのかということが気になり、ドラッグストアで探してみると、トニックは頭皮用、リキッドは整髪料とある。なるほど、用途が違うのだということを28歳になってはじめて知った。まぁ、普段使うことがないからいいか。
23時過ぎに、師匠と彼女が泊まりに来る。私は眠かったため、0時過ぎくらいに床に就く。
昨晩、甲府に来てから初めて一人飲みをしたがその影響はない。ジャズを聴きながらお酒を飲むことを3年半ぶりにやったが、やはり気分がいい。一週間の疲れもふっとぶというものである。ただ、この店(今回は紹介しません)カクテルはいまいち。というのも、私が静岡で通っていたバーが、フレッシュフルーツを使ったカクテルを出してくれていたので、ちょっと物足りない。多分、この店が世間一般の標準なカクテルとは思うが。ただ、ここは食べ物が抜群においしいので、ここではウィスキーを飲むことにする。また、ちょくちょく一人飲みをしようと思う。
先週からちょくちょくやっている「ビリー」の成果なのか、肩のあたりが少し引き締まったようにも思う。体重および体脂肪には、あまり変化がなく苦笑。先日、会社の回覧で回ってきた文書で、「筋肉は、破壊されて修復するときに太くなるため、筋トレをしたら2日ほど休むのが効果的」とあった。先週末から、今週頭にかけて、毎日狂ったように「ビリー」に取り組んだ私のやり方は、きっと間違っていたのだろう。早めに気づいてよかった。今後は、普段のおつとめと併用して、身体づくりをしよう。
午前中、床屋へ。
店主とは特に話をせず。こういう床屋も悪くない。先月から丸刈りにしてもらっている。こっちの方がさっぱりしていて好きかもしれない。ただ、嫁さんが言うには頭皮にできものがあるとのことで、ちょっと心配もある。短い髪だと目立つのが嫌。
午後、嫁さんと昼食をとる。イタリア料理イル・キャンティへ。カジュアルな雰囲気のイタリア料理で、おいしい。
その後、デニーズで勉強する。
メンタルヘルスマネジメント検定の勉強だが、少し遅れ気味。試験を申し込んでしまったため、一発で受かりたいが、どうなるか。平日30分と休日数時間で、合格を目指す。今月、来月と週末に予定が入っているので、年休をうまく使おうと思う。
「デニーズカード」なるプリペイドカードの存在を知る。プリペイドカードの利用で、代金が5%引きになる。すごいカードだと思った。私達夫婦は、ファミレスで勉強することが多いので、利用するとお得。ガストでは、TポイントがたまってTUTAYAさんでお得、デニーズは5%引きでお得。ファミレス業界も、リピーターを増やすために、いろんなサービスを展開しているのだな。なかなか差別化が図りにくいところと思うが、様々な「お得」を作っているように思う。今日行ったデニーズは、店員の質が高くまた行きたいと思った。「お得」はシステムとして大切だけど、ソフトとして「サービス」が大切なんだろう。
天気が悪いので帰る。何だか、師匠とその彼女さん(嫁の友人)が泊まりに来るようなので、嫁さんがその準備をしているところ。どうやら、師匠は布団を干して雨にやられたらしい。
帰り道、近所のドラッグストアに寄る。液状歯磨きの「GUM」を探すも売り切れており、残念。この週末はポイント5倍なので、お得なのだが、他の雑貨を買って行く。
そういえば、床屋で仕上げにつけてもらうトニックかリキッドについて、嫁さんの評判がすこぶる悪い。床屋から帰ってきて第一声が「くさい」だからたまらない。お店は親切でつけてくれるので、無下に断るのも悪いのだが、香りのキツい整髪料はどうも苦手である。
で、それがトニックなのかリキッドなのかということが気になり、ドラッグストアで探してみると、トニックは頭皮用、リキッドは整髪料とある。なるほど、用途が違うのだということを28歳になってはじめて知った。まぁ、普段使うことがないからいいか。
23時過ぎに、師匠と彼女が泊まりに来る。私は眠かったため、0時過ぎくらいに床に就く。
iL Chianti 甲府店 イタリア食堂 イル・キャンティ
カジュアルなイタリア料理店。嫁さんとランチによく使う店。直営10店、FC22店、加盟店7店。
おしゃれすぎず、高級すぎず、でも「うまい」と思わせる料理が出てくるので、私は安心して利用している。野菜サラダにかかっているドレッシングがお気に入り。何の味か、全部は分からない(アンチョビを使っていそうだが…、嫁さんは「味噌かも」とのこと)が、「はっきりした味なのに、くどくない」。素直においしい。
ランチ(11:30~15:00)メニューのプレートは、1,680円とちょっと値は張るが、野菜サラダ、肉料理、魚料理、パスタ、パンorライスに、ドリンクとデザート(ドルチェ)がついてくる。料理は日替わり。
ここの店員さんには、非常に感じのいい人がいる。居心地もいい。
〒409-3866
山梨県中巨摩郡昭和町西条103
TEL: 055-275-0076
http://www.chianti.co.jp/shops/chubu.htm#kofu
おしゃれすぎず、高級すぎず、でも「うまい」と思わせる料理が出てくるので、私は安心して利用している。野菜サラダにかかっているドレッシングがお気に入り。何の味か、全部は分からない(アンチョビを使っていそうだが…、嫁さんは「味噌かも」とのこと)が、「はっきりした味なのに、くどくない」。素直においしい。
ランチ(11:30~15:00)メニューのプレートは、1,680円とちょっと値は張るが、野菜サラダ、肉料理、魚料理、パスタ、パンorライスに、ドリンクとデザート(ドルチェ)がついてくる。料理は日替わり。
ここの店員さんには、非常に感じのいい人がいる。居心地もいい。
〒409-3866
山梨県中巨摩郡昭和町西条103
TEL: 055-275-0076
http://www.chianti.co.jp/shops/chubu.htm#kofu
奥山清行『フェラーリと鉄瓶 ――一本の線から生まれる「価値あるものづくり」――』PHP研究所、2007年。
傑作。
この一言に尽きた。
私の仕事はものづくりとは遠いところにあるが、学ぶべきことが詰まった内容だった。デザインの仕事においても、コミュニケーションがその全体の三分の二くらいであるとのこと。正しい人から正しい情報を引き出し、デザインを書き、できたものの情報を正しく伝える。最初と最後は考えや成果を人に伝えること、すなわちコミュニケーションである。顧客のニーズに合わせる、時代に合わせるために必要な情報を集めるのはコミュニケーション能力であるから、これからの日本で言えることとして「沈黙は悪」とシンプルに語る。
イタリアの文化やものづくりのしくみについても、著者の視点から具体的に語られており、読み物としても純粋に面白い。
その中からも、イタリア人が「言葉をアイデアを出すための道具として使っている」ことに触れ、さらにコミュニケーションの具体的な広がりについても説明している。「いろいろなことを話しているうちに、自分でも具体化していなかった要素を会話の中から見つけ出し、それをどんどん洗練させていく」ことや、デザイナーとしての「手」についても、「重要なアイデア出しの道具」として「自分が当初考えていた形とか面とか線とかを通り越して、自分が予想もしていなかったアイデアに導いてくれる線がある」という。脳がコントロールし切っていない手の動きを目で見て脳にフィードバックするといった、職人的な感覚についても触れている。
私も何かの考えをまとめようとするときに、思っていることを誰かに話したり、図示したりして手を動かすようにしている。その効能というか、そうした「コミュニケーション」の形は、私の独りよがりではなくて、自分の頭をより効率よく使っていい成果を生み出すための手法として位置づいているのかもしれないと思った。
冒頭にも書いたが、私にとって「傑作」だった。読後感も最高で、また日を改めて目を通そうかと思う。
この一言に尽きた。
私の仕事はものづくりとは遠いところにあるが、学ぶべきことが詰まった内容だった。デザインの仕事においても、コミュニケーションがその全体の三分の二くらいであるとのこと。正しい人から正しい情報を引き出し、デザインを書き、できたものの情報を正しく伝える。最初と最後は考えや成果を人に伝えること、すなわちコミュニケーションである。顧客のニーズに合わせる、時代に合わせるために必要な情報を集めるのはコミュニケーション能力であるから、これからの日本で言えることとして「沈黙は悪」とシンプルに語る。
イタリアの文化やものづくりのしくみについても、著者の視点から具体的に語られており、読み物としても純粋に面白い。
その中からも、イタリア人が「言葉をアイデアを出すための道具として使っている」ことに触れ、さらにコミュニケーションの具体的な広がりについても説明している。「いろいろなことを話しているうちに、自分でも具体化していなかった要素を会話の中から見つけ出し、それをどんどん洗練させていく」ことや、デザイナーとしての「手」についても、「重要なアイデア出しの道具」として「自分が当初考えていた形とか面とか線とかを通り越して、自分が予想もしていなかったアイデアに導いてくれる線がある」という。脳がコントロールし切っていない手の動きを目で見て脳にフィードバックするといった、職人的な感覚についても触れている。
私も何かの考えをまとめようとするときに、思っていることを誰かに話したり、図示したりして手を動かすようにしている。その効能というか、そうした「コミュニケーション」の形は、私の独りよがりではなくて、自分の頭をより効率よく使っていい成果を生み出すための手法として位置づいているのかもしれないと思った。
冒頭にも書いたが、私にとって「傑作」だった。読後感も最高で、また日を改めて目を通そうかと思う。
茂木健一郎・NHK「プロフェッショナル」製作班編『プロフェッショナル仕事の流儀7』日本放送出版協会、2006年。
○新しいものは「衝突」から生まれる カーデザイナー 奥山清行
フェラーリ創業55周年記念モデル「エンツォ・フェラーリ」のデザインを担当した奥山氏。自らの仕事を「猛獣使い」とたとえ、デザインの本場イタリアで活躍していたデザイナー。現在は、日本、アメリカ、イタリアの三点を拠点にデザイナーとして新たな領域に挑んでいるとのこと。
テーマである、「衝突により本物を生む」ためのコミュニケーションについて、番組キャスターの茂木氏がコラムの中で、「人格が言葉によって影響される」ことについて取り上げている。英語を喋るスキルを習得することは、「英語人格」を身につけることで、人格の可能性を広げることでもあるとしている。奥山氏も番組の中と書籍でまとめられている中で、コミュニケーションについて触れている。国際的に通用するための条件として「コミュニケーションをとること」をあげている。現地の言葉を話す、それを通じて文化を取り入れることを含み、自分の意見をより正確に相手に伝えるために話す。「自分では伝わっていると思っても、相手にはその三分の一とか四分の一しか伝わっていない。だから、自分が考える三倍も四倍も話す必要がある」とのこと。
加えて、よりよいものをつくるために「一日に20個、恥をかくこと」という。自ら恥をかくくらいでないと、新しいことを学ぶ機会に飛び込んでいけない。恥をかけばかくほど、大きな間違いをしないと語る。
最後に驚いたのは、奥山氏がエンツォ・フェラーリのデザインを描くのに15分しかかからなかったとのこと。運もあるが、その15分のためには何日、何月、何年と仕事をし、何千、何万枚というデザインを描いてきた積み重ねがあったのだと語る。人生の中でも、最も凝縮された時間というのはごくわずかで、そのために「常に準備を怠らない」。チャンスに対応できる力は、積み重ねによって蓄えられるのだと語る。
月並みなコメントでしかないが、「恥をかく」「常に準備を怠らない」といったことは、私の仕事にも当然重なることだと思う。もっと前向きに、もっと積極的に生きていこうと思うくらい、インパクトのある内容だった。
フェラーリ創業55周年記念モデル「エンツォ・フェラーリ」のデザインを担当した奥山氏。自らの仕事を「猛獣使い」とたとえ、デザインの本場イタリアで活躍していたデザイナー。現在は、日本、アメリカ、イタリアの三点を拠点にデザイナーとして新たな領域に挑んでいるとのこと。
テーマである、「衝突により本物を生む」ためのコミュニケーションについて、番組キャスターの茂木氏がコラムの中で、「人格が言葉によって影響される」ことについて取り上げている。英語を喋るスキルを習得することは、「英語人格」を身につけることで、人格の可能性を広げることでもあるとしている。奥山氏も番組の中と書籍でまとめられている中で、コミュニケーションについて触れている。国際的に通用するための条件として「コミュニケーションをとること」をあげている。現地の言葉を話す、それを通じて文化を取り入れることを含み、自分の意見をより正確に相手に伝えるために話す。「自分では伝わっていると思っても、相手にはその三分の一とか四分の一しか伝わっていない。だから、自分が考える三倍も四倍も話す必要がある」とのこと。
加えて、よりよいものをつくるために「一日に20個、恥をかくこと」という。自ら恥をかくくらいでないと、新しいことを学ぶ機会に飛び込んでいけない。恥をかけばかくほど、大きな間違いをしないと語る。
最後に驚いたのは、奥山氏がエンツォ・フェラーリのデザインを描くのに15分しかかからなかったとのこと。運もあるが、その15分のためには何日、何月、何年と仕事をし、何千、何万枚というデザインを描いてきた積み重ねがあったのだと語る。人生の中でも、最も凝縮された時間というのはごくわずかで、そのために「常に準備を怠らない」。チャンスに対応できる力は、積み重ねによって蓄えられるのだと語る。
月並みなコメントでしかないが、「恥をかく」「常に準備を怠らない」といったことは、私の仕事にも当然重なることだと思う。もっと前向きに、もっと積極的に生きていこうと思うくらい、インパクトのある内容だった。
2007年8月27日月曜日
ジュディス・S・ベック著、伊藤絵美、他訳『認知療法実践ガイド・基礎から応用まで』星和書店、2004年。(4)
ジュディス・S・ベック著、伊藤絵美、他訳『認知療法実践ガイド・基礎から応用まで』星和書店、2004年。(4)66ページまで。
○治療者の目的
1)クライアントが問題や目標を選択し、焦点化するのを手伝う(手助けする)
2)クライアントが問題解決に着手するのを誘導する
3)クライアントに対し、認知モデルを強化し、クライアントが自動思考を同定するのを手助けする
以上に加え、CBTについてのソーシャライゼーションを継続して実行する
-クライアントがセッションの形式に沿って治療者と協同作業を行う
-治療者にフィードバックを与え、過去や現在の経験を認知モデルの枠組みから把握できるよう誘導する
-クライアントの気分がかなり改善されたら、再発予防の取り組みを開始する
○第2セッション以降のアジェンダ
1.簡単な現状の把握と気分のチェック(服薬チェック)
2.前セッションからの橋渡し作業
3.アジェンダの設定
4.ホームワークの実施状況の把握
5.各アジェンダについての話し合い、新たなホームワークの設定、定期的なまとめの作業
6.セッション全体のまとめ、クライアントからのフィードバックの抽出
○1.簡単な現状の把握と気分のチェック
ツール(客観データ)と状況聴取(本人の主観データ)を照合する
食い違いがあれば、その内容を指摘し「どう思いますか?」などと問う
気になったこと、状況等が出てくれば、暫定的にアジェンダ案に加え、全体的な状況を把握することに努める(その日、本人が最も話したい重要なことに時間を割けるようにする)

○治療者の目的
1)クライアントが問題や目標を選択し、焦点化するのを手伝う(手助けする)
2)クライアントが問題解決に着手するのを誘導する
3)クライアントに対し、認知モデルを強化し、クライアントが自動思考を同定するのを手助けする
以上に加え、CBTについてのソーシャライゼーションを継続して実行する
-クライアントがセッションの形式に沿って治療者と協同作業を行う
-治療者にフィードバックを与え、過去や現在の経験を認知モデルの枠組みから把握できるよう誘導する
-クライアントの気分がかなり改善されたら、再発予防の取り組みを開始する
○第2セッション以降のアジェンダ
1.簡単な現状の把握と気分のチェック(服薬チェック)
2.前セッションからの橋渡し作業
3.アジェンダの設定
4.ホームワークの実施状況の把握
5.各アジェンダについての話し合い、新たなホームワークの設定、定期的なまとめの作業
6.セッション全体のまとめ、クライアントからのフィードバックの抽出
○1.簡単な現状の把握と気分のチェック
ツール(客観データ)と状況聴取(本人の主観データ)を照合する
食い違いがあれば、その内容を指摘し「どう思いますか?」などと問う
気になったこと、状況等が出てくれば、暫定的にアジェンダ案に加え、全体的な状況を把握することに努める(その日、本人が最も話したい重要なことに時間を割けるようにする)
2007年8月26日日曜日
田舎カフェ オーチャードOrchard
果樹園(オーチャード)の中のカフェ、ということで、ハッピーパークという「農の駅」内にある明るい喫茶店。ごはんもの、パスタ、スイーツやドリンクが充実している。地元で採れた野菜などふんだんに使った、気合の入った料理が出てくる。ボリュームもなかなか、味は満足。
嫁さんはとろとろ角煮めし、私はモッツァレラチーズとベーコンのパスタ。豚の各煮は名前の通りとけるようにとろとろでしっかり味がついている。パスタもいい茹で加減で、基本に忠実、飽きずに食べられるおいしさでした。
周囲のカップルがオーダーしていたスイーツにボリュームがあって気になったのと、おすすめにもドリンクとスイーツが並んでいたので、今度はそちらも試してみたい。
〒400-0203
山梨県南アルプス市徳永410 ハッピーパーク内
TEL: 055-280-5501
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=35.39.8.149&lon=138.29.52.573&sc=3&mode=map&type=scroll
嫁さんはとろとろ角煮めし、私はモッツァレラチーズとベーコンのパスタ。豚の各煮は名前の通りとけるようにとろとろでしっかり味がついている。パスタもいい茹で加減で、基本に忠実、飽きずに食べられるおいしさでした。
周囲のカップルがオーダーしていたスイーツにボリュームがあって気になったのと、おすすめにもドリンクとスイーツが並んでいたので、今度はそちらも試してみたい。
〒400-0203
山梨県南アルプス市徳永410 ハッピーパーク内
TEL: 055-280-5501
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=35.39.8.149&lon=138.29.52.573&sc=3&mode=map&type=scroll
喧嘩の理由と理屈
嫁さんとケンカすると、時折「いつもあなたの都合で動いている」と言われる。おそらく、世の中の男性による「これを言われると黙ってしまう語録」みたいなものがあれば、結構たくさんの人が一票を投じる言葉のように勝手に思っている。感情的に対応すれば「お前もそうじゃないか」とでもなるだろうか。これは感情と感情のぶつかりあいでしかなく、あまりいい結果を生まないように思う。
でも論理的に考えたら、二人が一緒に生活するということは、どちらかの要望ややり方にあわせざるを得ない部分もあるわけで、多くの場合どちらかの都合でもう片方は動いているということになる。わがままも度が過ぎていれば、どちらかがもう片方を一方的に、常に支配しているという構造になるだろうが、わが家がその状況かと問われたら、客観的に考えても「No」と言える状況とは思う。多少は、私のわがままがまかり通っているところもあるだろうが。
ただ、ケンカ中にその「理屈」を相手にぶつけたところで、結局は感情のぶつかりあいにしかならないようにも思う。すると結局は黙ってしまうわけで、「いつもあなたの都合で動いている」と言われた私は黙っているしかないわけで。おそらく、嫁さんもわかっていると思うから黙っていても耐えられるんですが。
でも論理的に考えたら、二人が一緒に生活するということは、どちらかの要望ややり方にあわせざるを得ない部分もあるわけで、多くの場合どちらかの都合でもう片方は動いているということになる。わがままも度が過ぎていれば、どちらかがもう片方を一方的に、常に支配しているという構造になるだろうが、わが家がその状況かと問われたら、客観的に考えても「No」と言える状況とは思う。多少は、私のわがままがまかり通っているところもあるだろうが。
ただ、ケンカ中にその「理屈」を相手にぶつけたところで、結局は感情のぶつかりあいにしかならないようにも思う。すると結局は黙ってしまうわけで、「いつもあなたの都合で動いている」と言われた私は黙っているしかないわけで。おそらく、嫁さんもわかっていると思うから黙っていても耐えられるんですが。
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