2024年6月29日土曜日

三度小江戸 240527

 お忍び小江戸旅行3回目。週末も思わぬ一人時間があって、一人温泉なんかを楽しんでしまったので、ちょっと緩みっぱなしだけれども、この緩み方って悪い感じはしない。

 どハマりした食事処が不定休のようなので、改めて駅前で手に取ったパンフレットで昼食へ。評判通りのおすすめに舌鼓を打ち、デザートもたいらげる。大変満足したのだけれども、4回目で選択に迷うかなと考えると、そうでもないことに気づく。不思議なものだ。マイナスポイントは一つも無いのに。いつか、何かの折に選択することはあるかもしれないけれども、両者開店なら前者を選んでしまうのだろうと考える自分がいる。満足感とリピートのニーズって、少し違うのだなと気づく。

 サービス業は月曜定休が多いので、自然と選択肢も絞られてしまう。これまでの散策とは異なる地域へ、特に予定もなく歩き回ってみたが、新しいところには刺激がある。ちょっとした街並み、入らなくても「おやっ」と思わせるお店を見つけたりすると、身体はちょっと疲れていても、頭はクリアになっていく。それでも数時間そういう刺激を浴び続けたら、テンションは上がりつつも心身ともに疲れているから注意。最近は、自分の疲れに敏感だから、特にそう思う。今日は相当疲れている。

 少し意識して、歩く速さを緩めてみる。いろんな音や視覚情報を浴びることに気づくのだけれども、気分がいいと、何事にも余裕をもった上で、楽しいをプラスして、捉えることができる。身体に疲労感はあったとしても、この状態ってとっても健康的だよな、と思う。それと同時に、この速さで本屋さんを歩くと、いろんな本に呼ばれる感覚がある。この感覚って、学生の頃とか、岡山の本屋さん(名前忘れた)にあった感覚で、久々にこの感覚が意識できて、心に栄養が入り込んできた気がする。

 勝手に、お忍びなので、ひょっとかしたらいろんな人に迷惑をかけているのかもしれないけれども、自分の感覚・自分のペースを確認するために、こういう時間って大事なんだと思う。