Iyokiyehaの日記
日々起こること、考えること、読んだ本のことを、自由に書いています。
2024年6月29日土曜日
感情を意識に置くって大事だな
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雑記ですが…。 定期的に聴いているある番組で、パーソナリティの一人が放った一言が印象的だった。視聴者からのある批判的なコメントを受けて、冷静に「この指摘は、我々に対するリスペクトが感じられない。私たちもリスペクトできない内容だから、議論にならない。このままならもう聴いてくれな...
渡部陽一『晴れ、そしてミサイル』ディスカヴァー21、2023年、Kindle版。
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渡部氏が最も「柔軟」だと気づかされる。戦争の中に日常があることを語る。人を理解することが、相互理解の土台となり、真の意味での国際理解、平和への一歩だとする。さらに、ジャーナリストとしての情報の読み解き方についても言及がある。「戦場カメラマンの~」という独特な口調が印象的な渡部...
塩田武士『罪の声』講談社、Audiobook版。
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人物描写がすごい、と感じる。何がすごいのか、うまく説明できないのだけれども、これだけの登場人物をきちんと書き分けている。それも、人物の説明書きではなく、見た目の描写、語り、それらから見える経験の描写などが、ほかの小説と比べて圧倒的だったから、そう感じたのかな。 いわゆる悪人...
山口周『ビジネスの未来 エコノミーにヒューマニティーを取り戻す』プレジデント社、Audiobook版。
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(Audiobook.jpのサマリーより)筆者は、以下4点を掲げている。これはよかった。書籍で確認しよう。 1.私たちの社会は、明るく開けた「高原社会」へと軟着陸しつつある 2.高原社会での課題は「エコノミーにヒューマニティを回復させる」こと 3.実現のカギとなるのが「人間性...
アレックス・シアラー著、金原瑞人訳『世界でたったひとりの子』竹書房、2005年。
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子どもが生まれること、それ自体が大変希少な出来事となった世界二生きる子どもタリンの視点で描かれる物語。PP(永遠の子ども)手術が一般化しており、老化を止めることができる世界では、「子ども」が大変重宝がられている。 「僕は大人になりたいんだ!」と守られた環境から抜け出て、希少...
ハンス・ロスリング『FACTFULNESS -10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』日経BP、Audiobook版。
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希望の書。世界が「いい」方向に向かっていることを、数々の数的データから導きだしながら、偏った解釈から脱して、広い視野で物事を観ることの重要性を説く。いい内容でした。これは書籍版もきちんと読んでおきたい。 感情的な主張ではなく、データを通じて自分の「偏り」に気づくことこそが、デ...
宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』新潮社、Audiobook版。
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本屋大賞受賞作品。ちょっと前からメディアでも取り上げられていたのかな。私は本屋さん店頭と、新聞で知りましたが。 主人公成瀬とその友達島崎の二人の関わりを中心に展開される短編集のような構成だけれども、どの物語も他の物語と少しずつ関わり、読了すると成瀬の性格が浮き彫りになるような...
三度小江戸 240527
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お忍び小江戸旅行3回目。週末も思わぬ一人時間があって、一人温泉なんかを楽しんでしまったので、ちょっと緩みっぱなしだけれども、この緩み方って悪い感じはしない。 どハマりした食事処が不定休のようなので、改めて駅前で手に取ったパンフレットで昼食へ。評判通りのおすすめに舌鼓を打ち、デ...
悪しき心が痛い 240523
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目の前にはっきりと「6月」と書かれている書面があるのに、「そんなことは知らない」「書いた覚えがない」「分からない」とわめき立て、4月から適用させろと一歩も引かない人。アベノマスクの時にも感じたけれども、定額減税の給与明細記載について、Web上で罵詈雑言を並べたてて騒ぐ人とか。望...
要らんことばっかり 240422
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新聞を読むのは日課になりつつあるけれども、夜読むことが多いので、その日の疲れ具合でどれくらい読み解けているか、ということにはムラがある。そういう前提があっても感じることは、記事の中には要るものと要らないものとが混在するなぁ、ということ。それを読み解けないと、それこそ時間の無駄に...
2024年6月22日土曜日
せめて自分からはいい発信をしよう
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都知事選でもすったもんだ、「これが面白い」と言われて見せられた動画もなんかピンとこない。人の言動をけなすこと、人をいじって笑うこと、感情的になった人を見ておもしろがること、「知らなかった」とルールを破ること、おそらくわざとルール違反をして注目を浴びること自体に何か価値を見出して...
2024年6月1日土曜日
食事中の作法
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気になっていること、そして今のところ気に食わないことの一つに、「人が作ったものを食べる時に、スマホをいじるな」ということがある。暫定的ではあるが。 個人的な経験から、食べながらスマホで何かやったり、本を読んだりすると、食事の味がしなくなる、というか味が気にならなくなってくる。...
2024年5月22日水曜日
根っこの疲労感
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年明けから年度末までやってきて、ようやくひと段落ついてきた感がある。いや、正直には暇な持ち場じゃないので、いろいろと追われてはいるのだけれども、とはいえ、少し身体は楽になってきた。本も少し読めるし、夜も少しだけ早く寝られるようになった。 不思議なもので、そうやって少し気が抜けると...
2024年5月19日日曜日
結局広告かよ
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数年前から感じていたことで、多くの人が感じていることなのだろうけれども、SNSの時代だって結局広告なんだ、結局スパムなんだ、結局ウイルスとか乗っ取りなんだと。 SNSって、匿名性の低いやりとりを促進するために、同じプログラム内にログインしてアカウントを持っている人がWeb上で...
2024年5月11日土曜日
意外にも原点回帰
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自分にとって得になること。例えば、楽しいと思えること、儲かること、いい思いができること。いろいろあるけれども、世の中にあふれる情報を目にするにあたり、何か違和感があるものと、そうでないものとがある。素直に受け入れられるか、そうでないか、とも言い換えられるだろうか。 例えば、自...
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