Iyokiyehaの日記
日々起こること、考えること、読んだ本のことを、自由に書いています。
2022年6月26日日曜日
ポイ活に伴う、動画広告
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刹那的というか、直球というか、品がないというか。少なくとも好意的には見ることができない。 「歩数でポイントがたまる」といったアプリを複数使用している。なんというか、徒歩通勤なので、その運動量がポイントになって、ちょっとお得なことがある、というアプリが複数紹介されており、いく...
2022年6月19日日曜日
やっていいこと、誰のためにもならないこと。
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インターネットのせいとか、テレビ番組のせいとかいうつもりはない。ただただ、以前からいたような人達が世の中の表舞台に出てくるようになって、それに賛同するコバンザメのような人達が集まって徒党を組むようになった、といったところだろうか。私の仲間にはそれを端的に「輩(やから)」と呼ぶ...
オスカー・ブルニフィエ文、クレマン・ドゥヴォー絵、西宮かおり訳、重松清監修『こども哲学 よいこととわるいことって、なに?」朝日出版社、2006年初版、2020年第2版。
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恒例の図書館で、子ども向けの絵本をあれこれと見ていた時に見つけた一冊。平易な表現で手にとる。ただ、問いの質は決して平易なものではない。 哲学の問いを、こどもの問いとして6問。大人なら「何らかの回答」は示すことができるだろうが、それは「正しい」のか?それとも「よいこと」なのか...
重松清『きみの友だち』新潮社(新潮文庫)、2008年。
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純粋に現代小説を読んでみたいと思った時に、Amazonで調べて買ってみた一冊。独特な語り口と、自分のまわりを含め「どこにでもあること」を淡々と浮き彫りにする小説。短編小説が重なって、一冊を通して一つの物語として結ばれる、簡潔明快でありながら自分の思い出にコツンと触れる、それで...
ジョージ・ルーカス原案、横田順彌著『東洋の秘術 ヤング・インディジョーンズ9』文藝春秋(文春文庫)、1993年。
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シリーズ9作目。若き日のインディの活躍・・・と書きたいが、本編は中国の農村で、毒蜘蛛にかまれて寝込んでしまうお話。その治療に東洋医術が施される、というのがあらすじ。 背景は1900年代初めの中国。万里の長城で出会った三船敏郎が、インディの落とし物を届けようと農村に向かう途中...
宮澤正泰『はじめての自治体会計0からBOOK』学陽書房、2020年。
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4月に異動となり、関わる仕事の分野が変わっただけでなく、仕事の質も全く違うものになりました。公金を扱う立場になったのにも関わらず、前職含め、Iyokiyehaは予算、会計など公金に関わることをほとんどやってこなかったので、まずは基礎知識、ということで手に取った一冊。 会計に...
佐藤義典『実践マーケティング戦略』日本能率協会マネジメントセンター、Audiobook。
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マーケティングというと、つい頭のいい人が高度な分析をして未来予測する、ということをイメージしてしまっていたのだけれども、ごく普通に、何か物事を仕掛ける時に、相手のことを考えて、予想する、という、自分も身近なところでやっている珍しくないことだということに気づく。自分や自分の目の...
喜多川泰『運転者 -未来を変える過去からの使者』ディスカヴァー・トゥエンティワン。Audiobook。
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この著者の小説は、とにかく外れがない。Iyokiyehaにはぴったり、しっくりくる物語ばかりなんだよね。『「手紙屋」 -僕の就職活動を変えた十通の手紙』(2019年1月12日投稿)もよかったのだけれども、中年男性Iyokiyehaとしては、主人公と同年齢ということもあり『運転...
斉藤幸平『人新世の「資本論」』集英社、2020年。Audiobook→書籍(集英社新書、2020年)。
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書店でも平積みになっていて、私の勤務先の管理職向けの研修講師に招かれていた接点で、Audiobookを試してみたもの。哲学的なところをもう少し丁寧に読みたいので、書籍に挑戦した。やっぱり斉藤氏は「エコバックと環境配慮を結びつける」ことは気になっているのだろう。身近なことから壮...
2022年6月12日日曜日
学校という場所、友達という人
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娘(長女13歳)が、学校へ登校するのに遅刻したり、時に休んだりするようになった。 ほとんど口をきいてくれなくなって1年以上経つので、今さらやいのやいの言うつもりはないし、そもそも学校行かないくらいで大騒ぎするつもりもない。ただ、心配ではある。 新しい環境に少数集団として入ること...
2022年5月8日日曜日
ゴールデンウィークに思う
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4月に異動して、保育園・幼稚園の分野に関わるようになりました。言葉がわからない、制度がわからない、予算を読まなきゃいけない、伝票の決裁チェックをしないといけない、報告を受ける立場になってしまった、オペレートは全くわからない、新人がいる、などなど。持ち場と立場が変わるっていうこと...
ポール・ギャリコ著、矢川澄子訳『雪のひとひら』新潮文庫、2008年。
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ちょっと遠い友人が、Facebookで紹介していたので手に取った一冊。「SNOWFLAKE」を「(雪の)ひとひら」と訳すあたり、本当に言葉の美しさを感じるお話でした。 解説っぽい文書を読むと、「女性の一生を描いた物語」といった内容が目立ちます。たしかに「雪のひとひら」は女性...
ロブ・イースタウェイ著、水谷淳訳『世界の猫はざっくり何匹?ー頭がいい計算力が身につく「フェルミ推定」超入門』ダイヤモンド社、2021年。
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ネットで調べると「6.3億匹」だそうですが、これも概算でしょう。筆者はこう考えます。「イギリスでは大体5軒に1軒くらいで猫が飼われている。2匹以上飼っている人はあまりいない。よって、10人に1匹くらいの猫がいることになる。イギリスの人口は7,000万人くらいだから、イギリスに...
小熊英二『日本社会のしくみ -雇用・教育・福祉の歴史社会学』講談社、Audiobook。
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主に高等教育とその後の雇用の分野における慣行の分析。日本の雇用現場の慣行だけでなく、世界の国々の事例を交えて比較するなど、豊富なデータとインタビューや各話題に関する過去の記事などから、日本における年功序列制を分析し、解説している。 様々な論点とその分析の鋭さに思わずうなって...
吉野俊幸『あなたの知らない あなたの強み ー宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる』日系BPマーケティング、2020年。
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何かの媒体で紹介されていたのを目にして、本屋さんに行ったら平積みになっていたので、思わず手にとった一冊。正直、FFS理論が何なのかよく知らずに手にとった書籍でした。 広告だったか立ち読みだったか記憶は曖昧ですが、「自己分析と人間関係を円滑にする」といったようなことを学べそう...
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