Iyokiyehaの日記
日々起こること、考えること、読んだ本のことを、自由に書いています。
2020年5月10日日曜日
理解できる、理解しようとする
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一方的な文句を言える人は、相手を理解できていないだけでなく、相手を理解しようとしない、ということなのだろう。 何かの拍子に自分の発言が認められたと感じると、その方法が「その人にとって」有効な手段としてその人の経験となる。何度も認められれば、その人が主張するときの常套手段とな...
2020年4月24日金曜日
リンクのリスト
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○静岡大学 https://www.shizuoka.ac.jp/ 母校です。 ○特定非営利活動法人 富士の国・学校ビオトープ https://www4.hp-ez.com/hp/fuji-biotope/page1 在学中にお手伝いさせてもらったNPOで...
2020年4月14日火曜日
山崎聡一郎『こども六法』弘文堂、2019年。
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・2019年のベストセラー。2020年4月においても、書店では人気ランキングに入っている。六法(本書では、日本国憲法、刑法、刑事訴訟法、少年法、民法、民事訴訟法+いじめ防止対策推進法)の条文の意味を、平易な言葉で紹介する。 ・著者の経験を基に、「法律はみんなを守るためにある」(...
2020年4月4日土曜日
宮口幸治『ケーキの切れない非行少年たち』新潮社、2019年。
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・医療少年院の勤務歴のある著者が、問題行動と言われる反社会的行動の背景には認知機能の低下があると仮定し、その改善・行動抑制のための訓練として「コグトレ」を提案する新書。 ・「反省以前の子ども」がいることと、その背景・内容を、知的障害者の特性と重ねて整理する。そしてCBT(認知行...
2020年3月29日日曜日
森岡正博『生命学に何ができるか 脳死・フェミニズム・優性思想』勁草書房、2001年。
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・修士論文で主要文献として読み抜いた一冊。生き方を問う学問(知のあり方)を提唱する著者の論に傾倒し、大学院生の頃はずっと読んでいた一冊。精読は3回目になり、17年ぶりだったようだ。 ・白黒はっきりさせることが望ましくないと考えられることに対して、政治的な判断や決め打ちを避けて判...
あるもので考える
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組織人としての春先は、人事の季節。Iyokiyehaにとっても例外ではなく、前の職場でも今の職場でも人事異動は4月1日付発令なので、この年度末はただでさえ忙しいところに、職場環境の変化が加わることになる。 不思議なもので、組織人は殊の外「人事」というものに興味があるようで、...
2020年3月28日土曜日
Audiobook聴取記録(200310~200328)
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・桝野敏明『禅が教えてくれる美しい人を「所作」の基本』幻冬舎。 【所作】(しょさ)1.(仏)身・口・意の三業を能作というのに対して、その発動した結果の動作・行為をいう。2.仕事、生業。3.しわざ。ふるまい。身のこなし。(以下略) 「丁寧に動く」「相手(物)を思いやる」ことで美...
深沢七郎「楢山節考」『楢山節考』新潮社、1964年、37~108ページ。
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・辰平のとまどいとおりんの覚悟。掟をやぶってまで引き換えした辰平を追い払うおりん、そして無言で去っていく辰平の思い。小説の体裁で淡々と描かれているこの部分から、ものすごい迫力を感じた。 ・何がこの迫力になっているのか、冷静に読み返してもよくわからないのだが、感情を直接揺さぶられ...
松下啓一『図解 地方自治はやわかり』学陽書房、2010年。
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・職場で参加した研修で、最優秀賞をいただく機会に恵まれ、そのご褒美としていただいた書籍。 ・率直に、少し古い書籍なので制度面で古い記述はある。 ・上記は参考に留めるとして、地方自治における基礎からトピックまで70のテーマを、各見開き2ページで説明している。様々な自治体資料を用...
2020年3月8日日曜日
森岡正博編著『現代文明は生命をどう変えるか』法藏館、1999年。
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・1999年時点に、社会問題として取り上げられていた諸問題について、様々な立場の人との対談により著者の論を裏付けていく。1997年にNHKで放送された(とされる)「NHK未来潮流『生老病死の現在』の「核心的な部分」を編集した対談集である。 ・テーマは、優生思想、障害と自己変容、...
前川喜平『面従腹背』毎日新聞出版、2018年。
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・出版されたことを知ったときに、タイトルを見て思わずニヤリとしてしまった。 ・公務員として思うところ、持ち「続ける」べき信念について、元文部科学省官僚として思っていたことを語っている。やりたいこと/やりたくないこと、やるべきこと/やるべきでないこと、これらが必ずしも一致しないこ...
AudioBook聴取記録(200101~200308)
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2020年に入ってから聴いたオーディオブックについての記録です。 ○枡野俊明『傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考』文響社 「図太い」という言葉の本質を、仏教、特に禅の考え方から説く。「動じない、過去や未来にとらわれない、今にこだわる」。「ありがとうさん」「いろいろ聞い...
2020年1月1日水曜日
2019年の総括と2020年の抱負
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あけましておめでとうございます。 このWebは、ページビューが平均10件前後なので、奇特な数名の方と私の備忘録として機能させています。岡山にいるときに公開始めたからもう15年くらいですね。ほそぼそとやっていきます。 今年もよろしくお願いします。 年始の恒例となった総括と抱...
2019年12月31日火曜日
17年越しの到達点
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こんなことばっかりやってるから、Iyokiyehaはいつまで経っても小さい人間止まりなんだけどね。 森岡正博氏の著書を時系列で読んでみよう個人プロジェクト(仮)を始めて、大体一年が経ちました。修士論文で取り上げた(今となっては「と思っていた」だな・反省)「生命学」について、引用...
2019年12月22日日曜日
働くことコラム09:雇用支援と就労支援
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このテーマ、学術的にどのように分類されているのかということは、まだ調べていないのであくまで現場感覚ということで。 私の職歴は「11年間、障害者雇用支援をやってきました」と言える。転職後、今でもこの表現を意識して使っている。大半は「あぁ、就労やっていたのね」という反応です。全く...
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