Iyokiyehaの日記
日々起こること、考えること、読んだ本のことを、自由に書いています。
2019年2月24日日曜日
雄谷良成『ソーシャルイノベーション ー社会福祉法人佛子園が「ごちゃまぜ」で挑む地方創生!』ダイヤモンド社、2018年。
›
・優良事例を扱うこういった書籍は、私にとって読み方が難しいと感じてしまいます。その事例の特徴や迫力が言葉として伝わってくる一方で、ほとんどの場合その実際のところは「理想」ではなく「現実」であるからだ。 ・もちろん、その「理想」が素晴らしい・面白い・インパクトがある、から書籍化さ...
働くことコラム06:希望する賃金はいくら?
›
Q「希望する給料はどのくらいですか?」 A「月給で20万円くらいほしいですね」 前職では、不思議なくらいこのやりとりが多かったです。同業者あるいは「働くことを支える支援者」なら「そうそう!」って言ってくれそうですし、関連する仕事に就いている人も「あるある!」って言ってくれ...
2019年2月17日日曜日
働くことコラム05:採用活動から見た面接 -ニーズの有無
›
例えば、あなたが自宅でのんびり過ごしている時に来客があったとします。その人が、 「はじめまして。ちょっとお宅に上がらせてもらいたいのですが、いいですか?」 と言ったとしたら、あなたはこの人を自宅に上げますか?お引き取り願いますか? もう一問。 例えば、半年掃...
森岡正博『生命観を問いなおす ――エコロジーから脳死まで』筑摩書房(ちくま新書)、1994年。
›
・大学院生の時に、ある授業(倫理学特講、だったかな…?)で本著と出会い、その後の人生が方向づけられたと言っても過言ではないほどの衝撃があった一冊。私にとっては分岐点とも言える思い出の一冊。 ・「生命」の考え方、捉え方について、明確かつ本質的(と思える)問いを発している。著者の提...
山口謠司『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』ワニブックス、2017年。
›
・書誌学、音韻学、文献学の先生による言葉の勉強。 ・聞いたことがあるけれども、これまで使ったことがない、使えない、51の言葉を語源やその変化を含めて解説している。 ・確かに、年長者や、知的な諸先輩方が使っているのを聞いたことがある言葉が並ぶ。「何となく」聞いて、「何となく」意...
2019年2月11日月曜日
働くことコラム04:就職活動って何だ?
›
Q「そろそろ、就職活動を始めようと思うのですが・・・」 A「じゃあ、まず応募書類作ろうか」 Q「えっ・・・」 さて、求職活動編です。 上記やりとりは、前の職場で雇用支援に携わっていた時に、求職者とのやりとりでよく起こったものでした。大体この後、「宿題」を課していくので...
稲田将人『戦略参謀 ー経営プロフェッショナルの教科書ー』ダイヤモンド社、2013年。
›
・小説で「経営企画」のイメージができる。主に戦略に特化した内容で、小説をそのまま実践に当てはめられるものではないが、要点が「解説」としてまとめられており、この中には実践的な考え方が示されている。 ・大切なことはPDCAの精度を高め、高速で回すこと。社員のやる気を引き出し、社会へ...
2019年2月2日土曜日
働くことコラム03:求人の見方
›
前回、「事務職はパソコンに向かう仕事じゃないぜ」って話を書いたので、就職活動の話へ進む前に、ちょっと寄り道。 「事務職」って聞いて、どんな仕事を思い浮かべますか? 関連して、 「軽作業」って聞いて、どんな仕事を思い浮かべますか? 職場によってこんなに内容が異...
森岡正博『意識通信』筑摩書房(ちくま学芸文庫)、2002年。(初出:筑摩書房、1993年)
›
・現代の科学技術によって変わっていく、人と人とのコミュニケーションについて、それまでの形態の分析から「匿名性」「断片人格」「自己演出」を抽出し、制限メディアにおいてこれらがどのように表出するか説明する。 ・情報を伝達するための「情報通信」に対する概念として、コミュニケーション(...
2019年1月26日土曜日
リンクを更新しました。
›
最近のWeb閲覧は、「検索」と「オススメ」ですから、リンク集なんて誰も使っていないとは思いますが。 いまさらですが、リンク集を整理・更新しました。 あんまりWeb閲覧しないから、リンク先は減りましたね。 念のためのお知らせでした。
働くことコラム02:資格とは
›
職業訓練を通じて就職を目指すことをイメージしている人に、 Q「職業訓練でどんなことを学びたいですか?」 と質問すると、その多くから、 A「資格をとって就職したいです。」 との回答が聞かれた。 Q「どんな資格?」 A「就職に役立つパソコン系の・・・」 ...
2019年1月20日日曜日
牧田善二『医者が教える食事術 最強の教科書』ダイヤモンド社、2017年。
›
・エビデンスに基づく食事法をコラム方式で紹介する。 ・糖尿病専門医として長年研究と臨床を重ねてきた著者が、最新の知見に基づき、普段の食生活で意識しておきたいことをまとめている。 ・どの項目も参考となるが、新鮮なものを、適量食べること。糖類(炭水化物を含む)の摂取には気を遣い、...
森岡正博『増補決定版 脳死の人 -生命学の視点から』法藏館、2000年(初版:東京書籍、1989年)
›
・著者が「もっとも『よい』本」と評する主著の1つ。初版は出版から30年ほど経つが、法制度は変わっていても、その考え方や主張は全く色あせていない。 ・脳死者からの臓器移植(提供)を巡る諸問題を「人と人とのかかわりあいの問題」であると定義し、医学的な議論を超えた論点を提出している。...
働くことコラム01:やっぱり生活リズム
›
一応、前職では「働くこと」の支援をしてきたので、いわゆる「就職本」にはあまり書いていない、働くことに関することを少しずつまとめておこうと思います。ラベルは「働くコラム」。雇用支援をやってきた経験と、30代半ばを過ぎて転職したある中年男性の雑感だと思ってください。 いろんな...
2019年1月14日月曜日
2018年総括と2019年の抱負
›
2018年は、いろんな立場で「広がり」を感じる一年でした。 家庭と仕事だけじゃなくて、ここに一昨年度から始めた合気道が加わっていて、ようやく慣れた頃に子ども通う学校のPTA活動に参加する機会を得るに至りました。まさに、計画外!面白いことは続くものです。 一年前に立てた...
‹
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示