2012年12月14日金曜日

音楽会

昨日、娘の幼稚園で行われた音楽会に行ってきました。
もちろん、仕事は休みました。こういう行事で仕事を休むことについては東京在勤時代からですが、個人的にはいいものです。会社でどう評価されているかは知りませんし、気にしません。

本題。
子どもの成長ってすごいなぁと実感しました。
娘は年少さん。年少さんに楽器使わせて何とか演奏に仕立て上げる先生方の尽力はさることながら、昨年は緊張して突っ立っていた娘も舞台で役割を全うしようとする姿にちょっぴり感動。
そして、年長さんの歌や演奏がやっぱり上手くなるもんだなぁと改めて感心させられました。

幼稚園行くのって、結構楽しいですね(笑)

藤井純一『地域密着が成功の鍵!日本一のチームを作る』ダイヤモンド社、2011年。


 プロ野球北海道日本ハムファイターズとJリーグセレッソ大阪の二つのチームを率いて、それぞれを再生・変貌させてきた名物社長によるマネジメントの記録。
 プロスポーツの中にあって、選手でも監督でもない立場でチームを率いることと、やってきたことの内容や失敗談、そして裏話など、どのエピソードをとっても非常に面白い。野球にもサッカーにも興味がそれほどない私でも非常に楽しめてかつ非常に勉強となった一冊でした。

 地域をリサーチしマーケティングを怠らないこと、モチベーション維持も重要だが役割の原点に返ること、サービス精神を根本から問い直していくことなど、スポーツビジネスに限らず、組織を率いるもしくは組織の中で活動する誰にも響く内容だと思います。

2012年12月10日月曜日

珍生活再び

カミさんが近所のドラッグストアで仕事をすることになり、月曜日と水曜日というノー残業デーは定時あがりをしたいIyokiyehaです。
しかし、人の習慣というのは恐ろしいもので、いつも遅くまで(といっても、今は至って健康的な生活ですが)職場に残っているという印象をつけてしまうと、時間外に職場の方々がやってくるのが半ば癖になっているのではなかろうかと。なかなか帰られず、結果猛ダッシュで自転車をこがなければならないんですね。

今日は子どもたちを風呂に入れていたら娘が突然嘔吐し、息子がそれにつられて泣く。一度吐いたらケロっとしている娘に対し、息子は力いっぱい大きな声を出して泣くので、マンション中に響いていそうな風呂場に男一人。まぁ、、いろいろあります。いちいち怒りたくないのだけれども、つい「こらっ!」と言ってしまう自分もあり、ふりかえって自己嫌悪です。

落下傘がきた

今回の選挙戦、私の主義主張を代弁してくれる政党がいないのが残念です。こういうときには自ら出馬できる、というのが民主主義の原則ですが、まぁそれはそれ。

かろうじて「みんなの党」がかすっている感じなのだろうが、選挙戦が始まってもちょっと立場を定めきれずにいます。
報道も自民党優勢で論陣張っているような気がするし、何が信用に足るかよくわからなくなってきています。
先日公開討論会に参加してきたのだけれども、わかるようなよくわからないような・・・と思っていたら公示後新しい人が加わっていました。落下傘候補というのは、こういうものなのですね。
後一週間、しっかり見届けないといかんですね。

【AudioBook】河邑厚徳、グループ現代『エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」』


 地域通貨の本来の意味、エンデが言及した貨幣経済の見え方。アメリカの事例など、夢物語のようにも感じていた地域通貨が、豊かな実践を伴うものであることを知ることができた。お金の機能は交換だけでなく「保存」できること、劣化しないことが特徴であり、現在の貨幣経済を成り立たせてしまっている機能であるともいえる(交換だけであれば、金融商品等成立しないものはたくさんある)。
 ミヒャエル・エンデは小説『モモ』が世界的に有名な著者であるが、『モモ』も含め、晩年はこうした貨幣経済に傾倒した論述や作品、発言で有名だったとのこと。改めて見直す必要のある作品であると感じた。

【AudioBook】安宅和人『イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」』


 思索を深めたり、課題を解決したり、企画立案をする時に最も大切なことは、「問いが適切かどうかを見定める」ことである。「とりあえず資料を収集する」のではなく、答えるべき解を問い直すことを繰り返し説く。良質なアウトプットのために必要な問いとは何か。本質を突く思考の流れとはどういうものかを考えさせる一冊。
 書籍購入に至りました。

【AudioBook】松本幸夫『仕事が10倍速くなるすごい!法―誰でもできるのに、なかなか「実行」されていない』


 あたりまえのことだけれども、改めて学ぶことの多い内容でした。アウトプットを速くして複数の視点をとりいれた上でまとめていく方が効率がいいなど、自分の仕事の質を向上させるためのアイデアがこれでもかと紹介されています。時間管理やアウトプットの考え方(100%はありえないこと)、人をよく巻き込んでいくことの考え方や方法など、今日から使える一冊です。

【AudioBook】小山龍介『STUDY HACKS!』


 聞けばなるほどと思う発見や、わかっているけどできていない効率向上のコツの紹介と、習慣化する方法に関するヒントが満載でした。
 試験を含む勉強(学び)のコツは、今やっていることに直ぐ役立つ方法だと思います。時間に制約のある中で勉強を継続し、望む知識を身につけるための大技・小技が満載でした。

2012年12月6日木曜日

相手の頭の中に着火する

先日のSST研修もそうだったのだけれども、期待していた内容を得られただけでは「へぇ~」と思ったところで、知識量が一つ増えるといった程度にしかならないように思う。
本当にワクワクしてきて、行動が変わる瞬間っていうのは、刺激は何であれ、自分の中で「ピピピッ」と何かが起こって、脳神経で言えばシナプスの接続がピピピッって促進される瞬間なのだと思う。
立場を変えると、相手の思考や行動に働きかけをするといったときには、相手の頭の中で何らかの「ピピピッ」を起こすことが求められる。私が仕事の中で「相手を口説く」というときの相手の頭の中に起こしたい反応というのはこういうことなんだろう。

方法としてはまた整理したいが、一つは「期待・必要としている情報を与え、頭がオープンになった箇所をついて大量の情報を流し込む」といったイメージか。
・・・と考えたら、洗脳や催眠といった手法にも似ているのかなと思った。あはは~
結論でないから、今日はここまで。

小林よしのり『ゴーマニズム宣言SPECIAL 脱原発論』小学館、2012年。


原発に関する「ゴー宣」。一貫して脱原発のスタンスで書き切っている。
様々な論客の発言に関する評価もさることながら、百歩譲ってその点を黙認したとしても、私が衝撃を受けたのは原発に関する技術的なこと。
福島第一原発4号機の状態というのも発表や報道を追っているだけではなかなかわからないもの(「ダモクレスの剣」より)であることや、廃炉にかかる費用と時間(「廃炉、核廃棄物10万年の負の遺産」より)に関しては、単に「へぇ~」という知識というよりも、論理的に「こんなもの後世に残しちゃいけない」と思った内容でした。
小林氏の作品はいつも豊富な資料を基に描かれている。当然ある立場に立っての論調(氏は「自分は漫画家」といっているが)なので、本来は一つ一つの裏をとっていく作業が必要なのかもしれないが、細部がどうあったにせよ、全体を通じてやってくる内容を読んだら、とても「原発推進」とはいえない。これは大人の責任なんだと思う。

私は反原発です。今は衆院選かな。

2012年12月4日火曜日

SSTと「段階」

人によっては「今更ですか?」と言われるかもしれませんが、昨日から勤務先でSSTの中級研修を受講しています。
出合った頃は懐疑的だったSST、グループワーク、認知行動療法などですが、実践を重ねれば重ねる程、予期せぬ変化が見えたりして、非常に面白い。東京在勤時代にはじっくり取り組むようなことはなかったのだけれども、所沢へ異動してきてからは手を上げればそういった取り組みに参加できるのは非常にありがたくもあり、改めて勉強するいいきっかけになる。

A「○○さんこんにちは。素敵な色のシャツですね~」
B「ありがとうございます。あなたのも素敵ですよ、どこで買ったんですか?」
講師「どこで買ったんですか?と切り返すと、一つ段階があがりますね。そこまでにしましょう」

といったスモールステップかつリーダーを目指す人向けの丁寧に細分化された内容で、普段私が意識していなかったことにも目が向くいい研修でした。
「小さな課題」「行動を変えてみる」「一度にあれこれとりくまない」など、今までにおそらく何度も聞いていることなんだけれども、意識して改めて話を聞くとこれまでの経験とがピピピっとつながっていろんなことが集約されて新しいことに気づくような、いい研修でした。

あふれるくらいに情報を得ると、頭がひとりでに学びだすような感覚がありました。

2012年11月20日火曜日

堀込泰三『子育て主夫青春物語 「東大卒」より家族が大事』言視舎、2012年。


長男誕生時に2年の育児休業を取得し、その後「主夫」に転身し翻訳家として在宅勤務をしながら二児の子育て中の堀込氏によるここ数年の記録とエッセイ。
一見派手に見える堀込氏の生き方・考え方に、父親としてあるいは家族とともに生活する上で「大切なこと」がちりばめられているように感じた。

私も専業主婦家庭にあって第二子誕生時に育児休業をとった経験者です。私の場合は、頭のネジが多少緩んでいることもあり(笑)、それほど心ないことを言われた経験はないのですが(言われていたのかもしれないけど・・・)、「すごいですね」とか「いいことですよね」と言われる度に感じることは、いわゆる普通の家庭にあって普通の子育てをすることが、いかに大変なことであるか、そしていわゆる「モデル家庭(厚労省とかが制度設計の基本として考える)」にあって育児休業取得のハードルがいかに高いのかといったことでした。
このことは今でも考えていることですが、やはり賃金補償の面が一番のハードルだと思います。

イクメン的な書籍を幾つか読んでいて感じることは、誰も育児休業取得そのものを賞賛していないことだったりします。私も同感ですが、数値目標として男性の育児休業取得率なんて数字が独り歩きするととかく育児休業をとればいいといった発想になってしまいそうですが、休業は選択肢の一つであって、大切なことは仕事生活と家庭生活のバランスをどうとっていくかということ、真の意味でのワークライフバランスなのだと今ならはっきりと言えます。

そこへきて堀込氏の本著は、逆単身赴任や退職、そしてフリーランスへと、一見派手にも見える生活の激変ですが、その根底に流れていることは家庭賞賛でも職場批判でもなく、一人の父親が自らのキャリアと家庭に真っ向勝負し、その時々で最良の判断を繰り返したということに尽きるのだと思います。
様々なニーズをすべて叶えられることは、人生においてほとんどないわけで、何を捨てるのか、捨てられないと思っているものを縛っているものは何か、ということを痛烈に考えさせられる一冊でした。軽快な語り口で非常に読みやすいのも堀込氏の人柄がでているのではないかと。

2012年11月6日火曜日

生活に彩りを -カクテル熱再びー


所沢へ引っ越してから、子育てにバタバタしつつも自宅で過ごす時間が増え何かまた好きなことでもやってみようという気にはなっていたのだけれども、そんな折新所沢にいいバーを見つけたり、iPhoneのアプリでBar Oasisなるものを見つけたり、部屋を片付けていたらシェーカーが出てきたりと、何だか様々なきっかけが重なったこともあり、飲み物作りに少しハマっていたりします。とはいえ、材料をイチから全部取り揃えるだけのお小遣いもないので、まずはできるところから、簡単なカクテルを食事の時にサッと作るなんてことをやっています。
Wine coolerは手軽で晩酌向き、Gin Fizzは少し甘めが好み、Shirley Templeならカミさんでも飲める、など、相変わらず自分で作るのはスタンダードなものばかりですが、ちょっと工夫するとすごく自分好みの味になるので結構楽しい。少し混ぜ物するだけで飲み物は様々な表情を見せてくれます。

ほんのちょっとしたことですが、ちょっとした生活のアクセントになっています。

中王子みのり『Hi!みのり』これから出版、2012年。


私の古巣「浜松NPOネットワークセンター(N-Pocket)」との関わりの中で、お名前は伺っていたのですがまだお会いしたことのない中王子さん。夏休みにN-Pocketの事務所へ家族連れて行ったときに「みのりさんが本出したのよ~」と聞き、その場で購入。
全盲と下肢麻痺のハンデがある中王子さんが、2006年に参加したニューヨークシティマラソン前後の経緯であるとか、学生時代などを振り返って思うところ、普段の生活で素朴に感じていることを綴っているエッセイです。

この本を読んでいる時にたまたま全盲の方の介助をする機会があったのですが、頭では分かっていることもやってみると意外とできないものだなと実感させられた経験でした。振り返ってみれば珍道中なのですが、改札で「iyokiyehaさん、どこにいますか?」といわれてしまったり、そもそも私が初めての経路だったので、途中まで「iyokiyehaさん右です、右」と案内してもらったりと、何ともまぁ情けない限りで。
普段は気にならない電車での他の人の振舞いも、介助中となれば話は別。白杖持った人がいるのに優先席にどっかりと座っている若者に憤りを覚える場面もあり。
ただ、憤りと併せて「(目の不自由な人は白い杖を使うことを)知らない」ことが、差別的ともいえるような行動(あるいは気づかない)となってしまうのかもしれないと感じたのも事実です。
みのりさんのエピソードの多くも、1.「目が不自由な人である」ことがわからない、2.見えないことにより「困っていること」がわからない、3.頭でわかっていても「うまく手助けできない」といったことが様々な場面で起こっていることをそのまま記してくださっており、「あるある」とうなずくことも「なるほど~」と思わずうなってしまう箇所もありました。私のような仕事をしていてもまだまだ知らないことがあるわけですから、普段障害のある方と接する機会のない方にとっては目からウロコの内容かもしれません。

このような社会のバリアに関する鋭い視線もありながら、中王子みのりさんという積極的な人がニューヨークシティマラソンに参加するなど、前向きなエピソードも満載でした。元気になる一冊

2012年11月1日木曜日

理屈と現実 現場に流れるエネルギーみたいなもの

物事の要らないものを捨てていくと本質が見えてくる、なんてことが言われます。だけど、現場第一線で大切なものって意外とその周辺を流れているものだったりすることってありませんか?

先日のiPS細胞研究の山中教授が「基礎研究が重要」といったコメントをしていたことも記憶に新しいですが、世に出るものは確かに純化されてシンプルであることが求められます。だからこの件を否定するわけではない。

私が仕事としている職業相談なんてものも、限りなくシンプルにしていったらもっと効率よくできると思います。
「はい、応募しろ、いけー」
「辞める?わかった、言ってこーい」
「困った?何とかなるよ、がんばれ」
最近目の前で繰り広げられている対応の一部で、私は若干腹が立っていることもあるのですが、個別事情はさておき。
昨日、仕事を辞めようかどうしようかと迷っているクライアントさんと2時間近く話しをしました。

結論は、辞めるか短時間・短期間で続けるか、ということで、相談初めて5分くらいで聞き取っていた内容に落ち着いたのですが、その後はこの結論に至るこれまでの人生やその自分なりの評価、ここ1~2年の状況やお世話になった人のこと、あるいは未来志向の夢や希望など、言葉は様々ですが「いろいろと」「長々と」「延々と」「詳細に」話を聞いていました。
すると不思議なもので、「仕事をやめる」というクライアントさんの結論が膨大な感情に支えられて表出してきたものなのだな、ということがよくわかってきて、更に夢や希望から逆算していくとなるほど今の仕事を続けることのメリットって何になるのかな?と率直に考えさせられました。

調子を崩して職場に対していろんな要求がでてきた状態で、企業側はその要求を飲んで動こうとしている矢先の出来事ですから、本来は施設改善の対応を評価して継続勤務、なんていう大人な対応が一般的だと思うのですが、ここまで話を聞いた以上、私の元々のスタンスは大きく揺らいでしまいました。

流されているのかなぁ・・・と思いつつ、迷いながらもIyokiyehaなりのプライドでスタンスを定めたところです。
でも、クライアントさんの成育歴とその評価や夢や希望まで様々聞いて揺らぎない方針に整理できているので、企業との調整も(頭葉痛いけど)やりやすいと思うのは私だけでしょうか。

余計なこと=結論以外の2時間の相談、とすれば私がやっていることは「=無駄なこと」になるのでしょうが、なんとなく無駄になった気がしないんですよね。自己満足かもしれないけど。