連載「母からもらった腎臓 -生体肝移植を経験して15-」
毎日新聞 2021年3月17日 22面(埼玉)
この連載、非常に読ませます。
障害福祉の窓口をやっていて、透析患者さんに会うと「おだいじに」とはいいながら、元気な方とお会いする機会がある。また、雇用支援に携わっていた時は「透析が面倒なんだよね」と言える方々と出会うことが多かった。
そんな方々を見ると「透析の技術も上がっているのだな」と短絡的に考えてしまいがちなのだが、実際に透析導入となる方のしんどさ、苦しみ、苦悩というのはそんなものの比ではないのだなと気づかされる。
いや、こういう経験を経て今目の前にいるのかもしれない。そうなると、やはり一人一人に歴史があるという私の相談支援の矜持にもつながってくる。
https://mainichi.jp/articles/20210108/ddl/k19/040/134000c