2025年10月22日水曜日

書店のよさ

学生の頃から、本屋さんが好きで、今でもお世話になっている。
ついついAmazonが便利でこちらも長年使っているのだけれども、本屋さんに入ると何時間でも居ることができる。ショッピングセンターの中の本屋さんなんかは最高だ。

とある書籍を探しているのだが(感想文はこれからの本)、Amazonでも在庫切れ、近所の本屋さんは軒並み在庫なし。県外の店舗には在庫が点々とあるのだけれども、買いに行くとなるとなかなか難儀ということがわかる。娘に贈ろうとする本なので、「ノーブランド品」とかで値段が吊り上がったような商品を買うのは、信条にも感情的にもどうにもいただけない。出版社にも問い合わせてみるが、在庫なし。
その出版社への問い合わせで、カスタマーの担当者から「在庫はないですが、書店で予約して待つという方法があります。いつになるかはお約束できませんが~」といった丁寧なお返事があったので、何十年かぶりに書店で取り寄せの注文をしてみる。あまり期待せずに待っていました。

そんなこんなで、そんなに期待もせず、期日がきたらさらに待つか、多少高い商品を買うか考えようと思っていたら今日書店から連絡。「在庫の取り寄せができたので、取り置きしておきます」とのこと。いや、いい感じで驚いて、ちょっといい気分になりました。Eコマースって便利だけども、こういう既存のネットワークに、事情を伝えて待つ、というのもまだまだ現役のいい方法なのだなと感じました。人を介するやりとりは迅速さに欠けることがあるけれども、今はやりのAIよりももっと柔軟に、いろんなことをやってくれるのだなと、いい気持ちになりました。新品本、週末に取りに行ってきます。