2025年1月12日日曜日

寒稽古 ~頭が働かなくなるほど、身体を使うことの効能

  本当に陸(ろく)でもない一週間を終えて、土曜日を迎えた1月11日。悶々と朝ジョグをしていても、頭に浮かんでくるのは、さらに陸でもないこと。ふりかえってびっくり。

 マズいレベルの無理難題を押し付けられそうになり、頭の中の怒りだけでなく、呆れと、嫌気が同時にやってきて。そうなると、感情レベルも動き出すんだよね。必死で抑え込もうとしたのだけれども、ちょっと無理でした。個人的には「呆れ」が動くと、自分の中の耐性が著しく低下するのだな、と今回感じた。それでも単発ならイライラしながらも、時間が経つにつれて、少しずつ薄めていけるとも思っているのだけれども、毎日次から次へと降りかかってきた件について、怒りと呆れが同時にやってきたときに、何かがフッと途切れてしまったように思う。「心が折れる」という表現が口をついてでてきたけれども、これが身体に影響すると、多分うつ状態となるのだろう。緊急避難的に、そうならないよう自分を守っているけれども。

 それで、土曜日の朝にジョギングしていると、自然といろんなことが頭に浮かんで消えていくのだけれども、まぁ自分でもびっくりするほどの悪手が次から次へと。怪文書攻撃を思いついた時には、たまたま神社の前にたどりついていたので、手を清めてお参り、「あほらしい」と自分につぶやいて、要らんことをせずにすみました。それで、たまたま合気道の寒稽古。まぁ、半日黒帯のみなさんに技かけてもらって、技かけて。くたくたになったら、なんか先週頭にきていたことも、ある程度リセットできたように思います。意味のあることはやむなくやってもいいけど、意味のないことはやらない。それくらいシンプルに考えていいのだろうと、いつもの自分に戻れました。

 頭がやばい方に行っているときには、身体に余裕をなくして何も考えられないようにするのも悪くない、と感じた出来事でした。