シリーズ10作目。若き日のインディの活躍・・・であるが、今回は第一次世界大戦に従軍したインディが直面した戦争の真実、を描く小説。
舞台は1918年、フランスのソンムの史実。総力戦と言われる第一次世界大戦における塹壕戦の最前線。銃弾飛び交う最前線で、一兵士として、仲間が銃弾に倒れる中、生きることの意味や、戦争の無常をこれでもかと突きつけられるインディを描く。
子どもの頃って、バカだから、私はこのシリーズの中でこのお話は上位ランクのエピソードだったんだよね。戦闘シーンなんて何回も観ていた記憶がある。敵陣トンネルを抜けたらマシンガンの銃座の後ろに出てきて、そこから手榴弾で銃座を吹っ飛ばして・・・という一連の活躍にドキドキ高揚したのを覚えている