困ったときには、原点に返れ。
困ったときには、歴史に学べ。
困ったときが、自分を磨きなすチャンス
いろんなことをいろんな人が語るわけだけれども、サラリーマンとして勤め上げた人の言葉ゆえに、組織人として働く私にも響く内容が多かった。
障害のある子と精神疾患に苦しむ妻を支えながら、職場では成果を出し続けた佐々木氏の言葉に一貫していると感じたのは、生活者としての自分と職業人としての自分は切り離せないものであるということと、 物事の本質に近づく取り組みをすること、そして(自分自身を含めた)人を大切にする・愛すること。サラリーマンとして大切なことは、そのほとんどが人として、社会人として大切なことであり、限りあるコト・モノ・ジカンを如何に「幸せになる」ために使うかということだと感じた。
明快な言葉の中に、大切なメッセージがいくつも織り込まれている読み物でした。しばらくしたら、もう一度読み返したい本です。