ジュディス・S・ベック著、伊藤絵美、神村栄一、藤澤大介訳『認知療法実践ガイド・基礎から応用まで ――ジュディス・ベックの認知療法テキスト――』星和書店、2004年。(3)58ページまで。
○心理教育1 「認知モデル」
結論:考えることが、気持ちに影響する
状況 → 思考 → 感情
(状況により、何かが頭に浮かぶ。その思考やイメージにより、感情が生み出される)
Q: What was just going through my mind ?
言語だけでなく、イメージのこともある。「自動思考」は様々に表れる
(図参照)
○初回セッション
・アジェンダ設定(枠組み)
・気分チェック
・目標を立てる
・認知モデル(上記)
・今後の取り組みの確認
-問題や課題に取り組む(ホームワーク、自助活動、など)
-自分の考えが妥当でないときに、それを修正する
-読書療法(主体的に読めるように、共感できる・できないメモなど)
(本人にとって、難しいようであれば取り下げることも可)
・感想、フィードバックの抽出