「最近の子どもたちは・・・」なんてよく言われるけれども、地下鉄に乗っていて微笑ましい一コマ。
銀座線の三越前あたりで乗ってきた、二人のママさん。
一人は乳児をスリングで抱えて、もう一人はベビーカーでやはり同じくらいの子を連れていました。
私の向かいに空いている座席は一つ。スリングのママさんが座ることになったので、ベビーカーのママさんは通路で立っていました。
私の目の前での出来事でしたので、pomeraで記録をバシバシ作っていたIyokiyehaが、書きものにキリをつけて電源を切るのとほぼ同時に「どうぞー」と。
おー、と思い、声のした私の3人向こうを見ると、小学生くらいの二人の女の子が席を立ってベビーカーのママさんに席を譲ろうとしてるじゃないですか。
なんだかいい光景だなぁと。
と、まぁここまでは普通のいい話なんですが、もう少し先があるんです。
「次の駅だからだいじょうぶよ~、ありがとう」とベビーカーのママさんが笑顔で返事。女の子もにっこり。
その後もう少し行ったところで、次は年輩の女性が杖をついて入ってきました。足の悪そうな女性二人と同世代くらいでなんぼかその辺は大丈夫そうな方とで計3人。
女の子たちが、すかさず「どうぞー」なんです。
すごく微笑ましい、すてきな気分になりました。足りない席の足しになればと、Iyokiyehaもpomeraをしまって、隣の車両へ移りました。
公共交通機関で出会う子どもには、正直あまりいい記憶がないのですが、まぁそれは目立つからであって、多くの子どもたちはそんなことなくて、中には今日のような清らかな気持ちの子もたくさんいるのだろうなと思ったところでした。
今日は上機嫌です。